黒井の備忘録

黒井のための備忘録。ファッション・コスメ・香水・料理・ぬいぐるみなど。

黒井のヲタ女美容研究所〜ポイントメイクは1%、アイメイクは基本を守れば推しカラーでも怖くない。グラデの作り方と色の組み合わせについて

こんにちは。

ここは、
ヲタクがヲタクのためにヲタクのためのメイクとファッションを研究する場所です。
トップページはこちら(目次もあります)↓
xxxqueenxxx.hatenablog.com

前回までは長々とベースメイクのお話をしました。

ベースメイクをやれば、ほぼメイクは完成しています。

ふとバックナンバーを見ていたら、
眉毛は6割でベースメイクは4割と書いてあって、
ポイントメイクが1割も残ってないことに今更気づきました!笑

xxxqueenxxx.hatenablog.com
xxxqueenxxx.hatenablog.com

どうしよう、全然辻褄が合わないんだけど…

眉毛の比率が6割は言いすぎたよね?
でも気持ち的には6割なんだよな…

ちょっと考えて、
眉毛      6割
ベースメイク  4割
ポイントメイク 1%
にすることにします汗

いや、破綻してるのはわかっている…
言いたいのは、フルメイクの完成度に貢献している割合は、
ポイントメイクは全然高く無いよ!というのが言いたいだけなんです。
なんかすみません汗


さて、アイメイクについて!

重要度が高く無いけど、ヲタクメイクとなる要素が強いのがアイメイク。
カラーものなので色の選択の幅が広い分、
推しを表現できるから、ついつい張り切っちゃいますよね。

一番の典型的な失敗は紫アイシャドウじゃないですか??
ヲタメイクで引かれがちなのは、目の周りをどぎつい紫で囲んでしまって、「え、殴られたんですか?」という目になってしまうやーつ。
あれはつける量もあるし、顔色に合ってないのもあるし、付け方にも問題があるのですが…

まずヲタ女に知っていてほしいのが、

推しカラーはとても難しいので、
ある程度の諦めは必要

ということです。

似合う色、似合わない色も確実に存在します。

で、特に青みの強い色というのは、
日本人のような黄色人種には鬼門となる場合が多いです。
ベースの肌色がやっぱり黄色なんだよね。
黄色の紙に紫のペンで文字書くと、濁るじゃん、後ろの黄色が透けて。
アイシャドウもそうで、どうしてもベースが透けるのです。

プロや上級者になると、その黄色を緑やらピンクやらの下地で押さえつけたりするみたいなんだけど…
そこまで労力やお金、時間をかけるくらいなら、
推し活に使う方の方が多いのでは?と思いますので省略します。

推しカラーをのせてOKな部分

さて、諦めが必要と言いましたが何を諦めるかというと、
推しカラーをアイホールに色がわかる程度にのせるのことです。
使うな!買うな!ということではなく、
前面に押し出すのは諦めた方がベター。

じゃあどこに使うのかというと、
黒井のオススメは目尻!
アイラインみたいに、目尻にすっと引いて、
チラ見せするのはいかがでしょうか。

なので本当はアイシャドウじゃなくて、カラーアイラインがいいよねー。
推しコスメ作るのでしたら、ぜひアイラインをお願いしたい。
…でもアイシャドウパレットって本当に可愛いんだよねーーー。

アイシャドウの基本の塗り方

まずアイシャドウの基本をお話したいのですが、
そもそもアイシャドウってなんぞやといいますと、
影(シャドウ)を人為的に作ることで目を大きくみせる効果があるのですね。

目元は彫りが深い方が目が大きく見えるのです。
なのでアイシャドウカラーというのは
ブラウン、人によってはグレーがベストなんです。

そして色のせ方なんですが、
彫りを深くみせることが目標なら、
目の際に濃い色のせて、アイホールに向けて放射線状に淡くグラデーションにしていけば良いのです。

実はアイシャドウでグラデーションをするのは、難しくないです!
ブラシさえあればね!
ふわっとした丸みのあるブラシを用意していただき、
シャドウにポンポンと馴染ませ、手の甲やティッシュにワンタッチしてから瞼にのせます。←つけすぎ防止
私は手の甲が汚れるの嫌なんで、パレットの鏡とか蓋にワンタッチさせてる。

のせる部分は目の際。
寄り目気味の人はファーストタッチは目尻側に、
離れ気味の人は目頭側をオススメします。

目の際に1−2回滑らせて、
あとはワイパーのようにジグザグに動かしながら眉下まで伸ばしていきます。
アイホールじゃ無いです、眉下までです。
眉下まで目!って主張したい。
ちなみに、どれくらい激しくワイパーするのかなんですが、
思ったより大胆にワイパーした方が綺麗にグラデができます。

カラーの配置、実例

それじゃさっくりと推しアイカラーシャドウの配置を考えてみますね。
使うのはこちらのパレット。
刀剣乱舞の話題になったアイシャドウパレットですね。
この紫×赤という、歌舞伎メイクにしか使わんよね?という色の組み合わせを、日常使いに落とし込みたい。
でも紫と赤はカラーサークルを見ていただくとわかりますが、
隣同士の色なのでグラデーションが作りやすい。
アイシャドウとしては組み合わせが良いですね。

POINT
アイホールは何も塗らない。
塗ったとしても、くすみ飛ばしのパールホワイトとか。

②二重幅より狭い範囲で、赤をぼかす。
そして目尻側にもうっすら。
めっっっっちゃ薄くてOK。

この赤は結構クリアなのはわかりますね?
基本的に顔面に乗せて馴染む色というのは、
人間が身体に持っている色と考えてください。

この赤は血の色よりも澄んでいて明るい色なので、
しっかりのせないで、ぼかしてください。
ブラシまたは指で狭い範囲でぼかします。

一重の方も、二重幅よりでないように。
目を開けて見える幅で塗ると、主張強くなると思います。
目を伏せたとき、横から見た時にちらりと見えるのがニュアンスがあってお洒落かと。

③紫はさらに顔面に無い色。
ということで、アイラインとして目の際に引きます。
アイシャドウなので、細く引くのは難しいのですが、ブラシやチップを使うとやりやすです。
これは赤よりももっと細く、目の際からチラ見せを意識。
ちなみに紫や青を下瞼に塗るのは難易度が高く、くまぽくなるので、避けた方がベターですね。

④目の主張がもうちょっと欲しいよーってかたは、
粘膜部分にアイライナーを。
色は黒でもいいけど、
せっかくカラーシャドウを楽しむなら同じように紫とか、ネイビーの方が良さそうだなと。


で、こんな感じになります。

服飾規定が厳しすぎない会社ならいけそう。





それではもう1個、こちらのパレット。

この、黄色が入っているかのようなアンニュイなウォームグレーとピンクの組み合わせ。

POINT
①ウォームグレーは諦めてください。
人体に無い色すぎるし、締め色にもなりません…
ちなみにこの色をアイホールにのせると汚れたようになりますし、
黒井の愛読メイク本にも避けた方が良い色として紹介されているレベルです。
②ピンクはアイホールに伸ばすのでしたら、ニュアンス程度でうっすらのせます。
自分が思っているより薄くで大丈夫。
あとはブラウンで締めてもいいし、
さらにピンクを濃くのせて締め色として使ってもいいですね。


次!


こちらの紫×緑。
難しい色の組み合わせです。
カラーサークルを見ると隣り合っている色じゃ無いので、この2色でグラデーションを作るのは難しいです。
2色組み合わせればグラデになるんじゃ無いのか?と思われるのですが、
大体の場合は混ざると汚れた色になるという。

POINT
アイホールは何も塗らない。塗ってもくすみ飛ばしのホワイトくらい。

②紫を二重幅より狭く、細く、ぼかします。
人体に無い色なので、主張しすぎに注意。
目尻側、目頭側のギリギリまで塗らないように。

③緑を下瞼の際に、狭く細く、ぼかします。
これも人体に無い色なので、注意してぼかしてください。
これも目尻側に、目頭側のギリギリまで塗らないように。

④目尻、目頭は色が重ならないように塗ったので、その間に白やゴールドぽい色を境界線に。
アイシャドウでもアイライナーでもいいですが、
目尻側はすっと、
目頭川がポンポンと塗ります。

グラデにならないアイシャドウパレットで、
主張が強い色の組み合わせは、境界線をはっきりしておくといいと思います。

で、こんな感じ。

うん、やれることはやりましたが、
これはフェスの時にしか使えない感じですね笑

ということで色々と考えてみました。

とりあえず主張のある色は、
諦めも大事だけれど使い方を守れば大丈夫!
ということをお伝えしたかったんですね。
次はリップについて書きたい。