自問自答ファッションの本を読んで、刺激を受けました。
以前流行った、フランス人は10着しか服を持たない、的な本と似ています。
どちらも服を厳選して満足度の高いワードローブを作るために、まず『コンセプト』を定めるんです。
前者は、キャラクター性。笑顔溢れるフラワーコーディネーターとか。
後者は、ファッションスタイル。リラックス×スポーティとか。
自問自答の方のキャラクターというのは、自分の内面、性格、趣味などから定めます。
なので、自問自答は内面と外見をリンクさせるのを大事にしているという、、
フランス人は〜の方のファッションスタイルとは、自分のライフスタイルや、純粋に服の好みから決めます。
着心地が良くて締め付けない「リラックス」
スタイリッシュなスタイル「スポーティ」
みたいな。
そのとき黒井が決めたワードは、クラシカル×ロック
トラディショナルで50-60年代風レトロ「クラシカル」
合わせる靴や鞄はハードめ「ロック」
これは今でも変わってません。
これにさらにキャラクター性を妄想して追加させたら面白そう。
いわゆる女性像というか、
現代に生きるアクティブな女性へ…
みたいな感じ?
もはやブランドコンセプトなのでは。
そうか、黒井はブランドを作るんだ。
セルフブランディングだ。
ということで次のステップとして、
ブランドのコンセプトを決めていきます。
また、本を読んだ感想ですね。
コンサルの受講者の感想が載っているのですが、
当たり前にみなさまファッションにコンプレックスをもってらっしゃる…
可愛い服が来たいのに年齢が…とか、
幼く見られて馬鹿にされがち…とか。
そんな悩みを、コンサルで解決!みたいなサクセスストーリーがけっこう載ってます。
うーん、今の所そういうコンプレックスが無いので、
そもそも自問自答する必要ないのかな?と思ったり。面白そうだからやるけども。
そして、1年で3セットをとりあえず制服化するということですが、
純粋に、どんなに良い服でも痛みがすごそうですね笑
入れ替え時にコンセプトに合う気に入る服がすぐ見つかればいいけど、
見つからんときは地獄よな。
それと他の人のレビューに、
「高級ブランド至上主義ですね」みたいなのがあったのですが、
うーん、当たらずも遠からず。
おそらく執筆者は、
服よりも、鞄やアクセサリーや靴がお好きな方なんだと思います。
小物類は良いものを買いましょう、コンセプトに合うものを買いましょう、個数制限は特になし。
ミニマリストではないのです。
服を制限する代わりに、
小物でバリエーションつければ良いという考え方ですね。
でも執筆者のブランド至上主義といいますか、
ブランドの持つ力に魅了されていて、
ラグジュアリーブランドは品質が良くて持つべきアイテムだ!
と思っている節は、確かにあると思います。
靴選びの話では、「きれいで高価な靴を履いて」という表現でした。
黒井は高価なアイテムが良いもの、だとは思っていないです。
ブランドだからセンスが良いわけじゃないですし、
品質で選ぶのでしたら有名ブランドよりも町工場で職人が作ってる靴の方が良くない?
でもブランド力は信じてる。
このブランドだからどこで履いても恥ずかしくないね、っていうのはありますよね。
でも見得でブランド品を纏う人は本当にダサい。
自信のなさが透けて出るから。
履いてみて、足が痛くなくて、自分のスタイルにフィットしてるのが良い靴だと思っているんですけれど…
考え方が違うのでしょうね。
基本的にこの本の本質としては、
コンセプトを決めればワードローブ選びは困らないよ、というところだと思います。