黒井の備忘録

黒井のための備忘録。ファッション・コスメ・香水・料理・ぬいぐるみなど。

フルーツグラノーラのレシピとカロリーについて考えてみた

自家製フルーツグラノーラのレシピと、
カロリーと置き換えについて考えてみました。

フルーツグラノーラ熱が再燃しました。

フルグラが出始めた頃から好きで、
何度かブームがくるんですけど、
ある日、とんでもないカロリー爆弾だと気づきまして。

やっぱり美味しいものはカロリーが高いのねーと苦笑しつつも、
もしかして自家製すればカロリー抑えられるんじゃないか?と思いつきました。

ちなみにカルビーの赤い袋のやつは、
40gで178kcalだそうな。

レシピはYouTubeのこの方が美味しかったです。
youtu.be


フルーツグラノーラの大体の構成はこんな感じ↓

穀物:110g
オートミールやかぼちゃの種など

:20g
米粉やアーモンドプードルなど

:35g
ココナッツオイルやアマニ油など

ナッツ:60g
ドライフルーツ:60g

甘味:110g
甘酒や砂糖やはちみつなど

これらを混ぜて、
170℃に予熱したオーブンで途中混ぜながら合計20-30分くらい焼きます。

1回分は40-50gで、
豆乳や牛乳やヨーグルトをかけて食べます。


黒井は、
オートミール
米粉
・ココナッツオイル
・レーズン
オレンジピール
・レモンピール
・甘酒
で作ってみたのですが、

もう、めちゃめちゃ美味しいんです!!

市販のグラノーラよりも、ざくざくで香ばしくて、甘さがくどくないのです。
いやあ美味しいです。
やっぱり好きで極めた人のレシピは格別ですね。


そして気になるカロリーについて。

YAZIOで計算してみたところ、
40gで159kcalでした!

最初にだしたカルビーの赤袋が178kcalだったので、
ほとんど変わらない結果になりましたね。
やっぱり美味しいものはカロリー高いのよー。

そしてどうして市販品とそんなに変わらないかって、普通にオートミールのカロリーが高いんですよね。
油や甘味を減らしたりすると、まあまあ変わるのですが、
やっぱりオートミールのカロリーが高いのです。
でも穀物だから仕方ないです。

しかし朗報が一つ。
市販のグラノーラとの違いは明確にありまして、
自家製グラノーラは満腹感が段違いに良いんですよね!

容量を40gで計算したのですが、
市販グラノーラは多分40gじゃ物足りないのです。

この違いというのは、
オートミールの粒の大きさと、
圧倒的ざくざく感。

自家製の方はオートミールの粒が大きいです。
これは適当にスーパーで買ったのですがなんか大きかった。
噛みごたえがあります。

それと焼きが強いのか、かなりざくざくしてます。
もちろん焦げてるわけじゃないですよ。
豆乳いれてもふやけづらく、ざくざく感が残るんですよね。

そして咀嚼回数が増えたからか、40gでも十分お腹いっぱいになりますし、
昼食までおやつが一切要らないほどに満腹感が続きます。
つまり腹持ちがいい。
間食を抑えられて、逆にデスクに忍ばせていたお菓子が余ってしまって悩み中。

最初50g食べてたのですが、
お腹いっぱいになりすぎたので40gに減らしたくらいに、
40gでも昼食まで満腹。
30gでもいいかなーと最近は思ってます。
そうすると30gは119kcalになりますね。

ちなみにグラノーラ自体はタンパク質が不足しているので、
一緒にプロテインとか卵とかささみを食べると栄養バランスが改善されるそうです。


私はグラノーラに、
卵や、バナナやいちごなどのフルーツ、ゆで野菜もつけたりしてます。
すごくお腹いっぱいになる。

痩せる気あんのかわからないですが、
食が貧しくなると心も貧しくなるので、
これは必要経費。
要は心の栄養です。

ということで運動も頑張って、
基礎代謝をあげようと思いますー。

バイレード レビュー(2024/4/7更新)

バイレードをレビュー!
ネットを賑わすくらいに人気なバイレードの香水ですが、
なんとなく試す機会が少なかったので、
一気にレビューです。

バイレードはスウェーデン人のベン・ゴーラム氏が作ったブランド。
元々は美術家だったらしいのですが、とある調香師との出会いからフレグランスの道に進むことになったらしい。
お写真を拝見したのですが、なかなかアウトローな人ですね。

ボトルデザインとかブランドの成り立ちを見ると、
モードな香りが多いのかな?
黒井はナチュラル系の香りが好きなので、苦手な香りが多いかもしれませんね?



目次

インフロレッセンス

鈴蘭の香りとのこと。鈴蘭自体に香りは薄いので、香水だと「イメージ」になります。清楚で柔らかい女性的な香りが多いですし、ブランドの方向性も良くわかります。
バイレードの鈴蘭は、言ってしまえば、芳香剤や柔軟剤であるような香りで、癖がなく使いやすそうだと思いました。でも奥の方にピリリとグリーンが強くあって、そこが香水らしいかな。

モハーヴェゴースト

最初はスミレのフローラルな香りで「わあ綺麗…」とか思っていたら、だんだんとアンバーやシダーが迫ってきて、
最終的には着物箪笥の奥底みたいな濃い香りに着地しました。
ちょっと濃いかも…エキゾチックでセクシーともとれるかも?

アコードウード

ラム、レザー、ウードとハードボイルドなノート。
重いのかな…と警戒していたのですが、重いは重い。だけど意外にも清涼感があって爽やかかも。この清涼感がミントやムヒのような薬ぽさもある気がする。

1996

これは…すごく強い香りですね…!
すんごく甘い、けど薬ぽい、線香ぽい、濃い…
でも個人的には日本人によく似合う香りなのではと思います。
薬草も線香も馴染み深いもので、未知の香りではないので受け入れやすいかも。でも絶対に湿度が高い時はNG。重すぎる

スーパーシダー

シダーは苦手な香料の上位に入るのですが、こちらは大丈夫だった!
というのも、トップにローズが入ってるからかもしれないです。
ローズは1番好き。ローズの瑞々しい香りが表面にあって、それをシダーが支えている感じ。どことなく石鹸のような清潔さもある。
ラストにいくにつれシダーが強くなりますが、それでもローズを感じるので好きです。深く吸い込むと鉛筆削りのような香りはします。

パルプ

名前からして「紙」の香りなのかなーと思って試したら、ガツンと甘くてびっくり。よく説明文を見たら、パルプは「果肉」ということだそうで。
トロピカルでフルーティな香りでとってもハッピーなイメージ。
でもベタベタに甘い感じではないので、そこが大人っぽい。深く吸い込むとパイナップルのジューシーな香りが強いのかな。
美味しそう…これは飲めますね

ウード イモーテル

レモンの酸味に、ウードのお香のような甘さ。これは好みが分かれると思いますが、男性向けな気がします。
黒井の苦手なスモーキーさがあり、タバコですね…
若い人がつけたらチャラそう、年配の方がつけたらフレッシュそう、と年代によってイメージが変わるかも。洗練された服装の方が合いそうです。

パレルモ

爽やかな柑橘の香りに、シルキーでしっとりとしたムスクの香り。
これは肌にのせてみないと分からないかと。
最後らへん、柑橘が抜けた後ですが、どことなく柚子胡椒に似てる気が…


エム/エムインク

うう…癖が強いですね…
インクをイメージした香りらしいのですが、まさにです。
こぼしたんですか?ってくらいの強い匂い。
インクの種類は、昔のインクって感じ。
学校とかで、安いザラザラした紙に印字されてるやつ。
深く吸い込むと頭痛がしてくるので、化学香料が強いんですかね。

スローダンス

濃い!甘い!な、なんかパリピな香り。
スローダンス?私の想像するスローダンスはもっとトレンディなんだが…
甘いのはバニラだそうで。
このバニラは少しアンティークぽいスモーキーさがありますね。他、パチュリやラブダナム(!)も入っているようですが、いつも感じるような神秘的な落ち着いた印象は感じられず。ちょっと私には強い香りでした。

ローズノアール

「ノアール」がつく香りは大体濃いイメージ、を少し裏切るくらいには明るい香りでした。
黒井の好きなローズ。
そしてモスとパチュリ。パチュリは物にっては墨の匂い全開で好きではないのですが、こちらはモスが強いのかな。
HPには、獣のような質感とありましたが、それはちょっとわからない笑
でも、そっと神秘的ですが汚れていて、まさに退廃的。でも汚すぎないのでクラシカルかファッションの方が合いそうです。

バルダフリック

とてもアパレルの香り!
ということは、モードで洗練された香りってことですね。なんとなくパルプ味も感じる、人工物の香りだと思いました。
これはバイレードの代表的なフレグランスですよね。
ノートを見ると、シクラメンとバイオレット。
ベースはシダーとベチバーでした。
それを踏まえてももう一度試してみると、バイオレットが一番強いのかな?でも全体的に調和していて完成された感じがします。
人を選ばなさそうな香りなので、つけた人をお洒落にしてくれると思う。

タバコ マンダリン

ぐっと咽せるようなスモーキーさ。これは…タバコはやっぱり苦手だわ…
でもこちらの新しい!と思った点は、マンダリンのフレッシュで柑橘な香りが残ること!これはすごい。
実際にはマンダリンの香りじゃなくて、マンダリンを引き継いだウードだと思います。あの酸味のある香り濃い香木の香りって、マンダリンにすごく合うのですね、知らなかった…
サンダルウッドも入っているせいか、タバコという現代的で俗っぽい香りが、なんかすごく謎めいて感じます。奥ゆきがあるって感じ?

カサブランカ リリー

カサブランカにリリーとは、さぞかし濃厚な ホワイトフローラル系なんだろうな、と思ったら、すごく瑞々しくて軽やかでフレッシュな香りでびっくり。
ノート見たら、主なホワイトフローラル成分はチュベローズくらいだったのでまた驚いた。つまりバイレードのリリーのイメージだってことだね。
別のブランドだと、リリーオブザバレーの香りで売り出してそう。
ラストのハニーアコードが結構なハニーよ。D国のハニーハントを少し彷彿させました。

ヴァニーユ アンティー

バニラ香水!シンプルなテーマだからこそ、ブランドの方向性がわかるので面白いですよね。
ここまでバイレードを試してきた中では、
退廃的だったり、フレッシュだったりな印象が多かったので、
さっぱり形のバニラなのでは?と思っていたのですが、まさにでした。
他のバニラ香水と違うとことは、ベースのハーブ?ぽい、キシリトールぽい、清涼感がある香りがすること。
調べたらシスタスオイル出そうで、なんじゃそりゃ、と思ったら別名はラブダナムですって。それは聞いたことある。けど、こんな香りだっけ…?とりあえずハーブぽい清涼感があります…

セリエ

レザーの香りですが、そこまでスモーキーではなく、あっさりとしています。でもなんでしょう、一枚板の高級バーに、この香りを纏った人がいて欲しい。しかも超絶スマートなメンズにつけていてほしい。そこまで考えて、いや、女性がつけたらマニッシュな感じになってかっこいいな…と思いました。
やりすぎてない、濃すぎない、でも半端なくかっこいい、大人な香りです。個人的にはオークモスがいい味だと思う。ただモスが好きなだけかもしれんが。

リル フルール

意外にも薔薇香水でした。ローズノワールと違って、こちらは薔薇の綺麗なところを抽出したような香りです。
でも最後のいくについれ、ドライでウッドなほろ苦い感じを残して終了。なんか哀愁漂う、雰囲気のある香り。

イレヴンスアワー

試してみて、ソースみたいな匂いだな、と思いました。
ソースの匂いといえば、ラルチザンのメシャンルーがそうでしたが、特に共通ノートはないぽいですね。でもソースぽいんだよなあ…
共通といえば、ウッディノートに甘さと酸味が加わると、ソースの匂いに感じるみたいです。
今回はカシミアウッドとトンカビーンやラム、酸味は…キャロットシード?うーん…わからない。

ブラックサフラン

ダークなバイオレットな香り、どことなく和を感じます。
深く吸い込むとラズベリーの甘酸っぱい香りがあって、
でも可愛く・フェミニンになりすぎないように抑えているウッドとベチバーの乾いた香りもして、
でも全体的にとても調和していますね。
これもとてもお洒落な香りで、つける人を選ばなさそうです。

ブランシュ

清潔感・洗練・純真という言葉を体現した香り。
いや本当に。
ピオニーとバイオレットというちょっとパウダリックでみずみずしい花の香りに、
優しい石鹸のような柔らかいムスクの香りが包み込み、透明感のあるピュアな香りです。
一番のポイントは柔軟剤ぽくないところです。

ミックスト エモーションズ

ねちっとした樹脂の香りと古紙の香り。
カクテルとか夜が似合いそう。
でも樹脂の香りはするのですが全く鼻に残らず、残るのはマテ茶でさっぱりと気持ちがいい香りです。

ジプシーウォーター

ブランシェにちょっと似ている、洗練された香りなのですが、こちらの方が温度を感じられます。
アイリスのお花の香りに、合わせられているのはアンばーとサンダルウッド。清潔で洗練されていますが、アンバーが少しねちっとしていてこれが温度を感じさせるのかと。

ビブリオテーク

図書館をイメージした香りということで、
メゾンマルジェラと比較しました。
xxxqueenxxx.hatenablog.com

ヤングローズ

ヤングとつくとおり、若者の前向きさをイメージした香りらしい。
フレッシュで猪突猛進なイメージかな。
香りは、ダマスクローズにフルーティな赤ワインのような酸味がある。
でもきりっとちょい喉の奥に感じる苦めな匂いがアクセントで締めていて、
ノーブルよりもカジュアル。
ふくよかや豪奢なバラのイメージではなく日常の延長だけどちょっとした華やかさ。
ちょっと豪華なレストランにディナーにきました、みたいな。

デ ロス サントス

人生を称える香りだそうで。
なんか初めて感知する匂いでした。
湿度あり、土ぽさあり、ハーブぽさもあり、オーガニックコスメショップのような謎の植物のような香りもあり。
なんだろう?
ノートをみると、シスタスの土の香りってやつなのかな?
調べるとシスタスはラブダナムの別名らしいのです。
ラブダナムはわかるけど、それの土の匂いはこんなに別物なの?
ちなみにほんのりとお香のような匂いもします。
とにかくリラックス効果の高そうな匂いなのですが、
好き嫌いははっきりでると思います。

ムンバイ ノイズ

ウッド、アンバー、ラブダナムと、わかりやすい匂いで
組み合わせ的に特に意外性もないんですよね。
とても洋風にしたウードとも表現できるかも。
チェンバーの街角にあるコーヒーカートやサウンドを表現しているらしく、
賑やかだけど穏やかな日常の匂いなんですかね。

アイズ クローズド

ナッツやスパイスがたくさんはいった甘さ控えめのキャロットケーキのような香り。
ラストにいくにつれパチュリの神秘的でアーシーな香りが、
また大人ぽくて落ち着きます。
スパイス好きにはたまらん匂いかも。
チャイぽさを求めると違うと思います。
シナモンは入っておらず、カルダモンやジンジャーが強い。



以上。

ということで色々とレビューしてみました。

試してみる前は、アートでモードで複雑な香りが多いのかな?と身構えていたのですが、さっぱりとフレッシュで日本人が好みそうな香りが多いな!と思いました。
でもシンプルではないので、
重ね付けには向かなさそうと思います。それくらい複雑。

そして面白いのが、着ける人を選ばなさそうな香りが多いです。
身に纏えば誰でもお洒落になりそうな、そんな可能性を感じました。
ぜひ試してみてくださいー!

ラール エ ラ マティエール/ゲラン レビュー

こんにちは、黒井です。
今回はゲランのラール エ ラ マティエールシリーズのレビューを。

去年?もっと前かな?ゲランのカウンターで試した記憶があるんですが、その時は「すっごいゲランぽいなあー」と思ったんですよね。
よくいえばクラシカルで格式高い、
悪くいえばおばさんぽいというか。
でもカウンターって色んな香りが充満しているので、最終的によくわかんなくなるという…笑
ゲランだけじゃないのですが、とりあえず「めっちゃ良い香り!」と感動して→着けてもらって→ふらふら歩いている内に「そんない良くないな…」の繰り返しなんですよね。

まあそんなことは良くてですね、ラール エ ラ マティエールシリーズなんですが、
ゲランのハイラグジュアリーなシリーズだそうで。
とりあえず芸術性を意識していて、それぞれアートにインスパイアされているそうな。

それではレビューです。



目次

ドゥーブル ヴァニーユ

インスパイアされたアートは「ポール・ゴーギャンタヒチ期」だそうで。
芸術には疎いのですが、一応調べてみますと、タヒチの女性を描いた絵画が多い印象。色使いもはっきりしていて力強くて開放的なイメージです。
香りは名前の通りバニラ。
クラシカルで少しパウダリックなゲランの香りがベースにあるバニラ…
うーん…結構普通のバニラ?
オーバープライスな気はしなくもない笑
サラッとしたしつこくないバニラです。

イリス トレフィエ

パリ左岸のカフェにインスパイアされた香り。サンジェルマン・デ・プレ地区とか。とりあえずめちゃくちゃお洒落な地区なのですが、教会や画廊が立ち並ぶアートな地区ぽいですね。
試してみてちょっとびっくり。
イリスはパウダリーなフローラル香なのですが、白粉の香りぽいと感じることが多くて、古くさいというか。
それなのにこちらは、なんか現代的でお洒落〜!
珈琲の焙煎の香りが入ってるらしく納得。アイリス去ったあとは都会的な印象。


ローズ シェリ

エディット・ピアフの「バラ色の人生」をテーマにした香り。シャンソンですね。聞いたことはあるのですが、そもそもシャンソンに馴染みがない。超お洒落なバーでしっとり流れてそう。
香りはアーモンドのセンシュアルな甘さ、甘酸っぱいベリーとローズ。
そこまでローズが格式高そうじゃないというか、押し出して来る感じじゃないのでなぜかラブリーさも感じる!あの天下のゲラン様のラグジュアリーラインなのにね。不思議だわ。

トンカ アンペリアル

ナポレオン3世の皇帝祝賀会の絵画をイメージした香り。荘厳できらびやかな絵画。トンカビーンとこれまたアーモンド。でも何となくフルーティで爽やかな香りもして、少し意外性があります。
タバコのスモーキーさもかすかーに奥のほうにあって、まるで自分がその会場にいるかのような雰囲気があります。厚み?があるといいますか。以外に軽めな香り。

ムスク ウートルブラン

ロダンの「接吻」をイメージした香り。衣服を身に着けていない男女が抱き合ってキスをしている彫刻ですが、ロマンティックというより、どことなく退廃的な印象。香りは究極の白、というイメージもあるぽい。ピュアってことかな?試してみて確かに。ゲランあるあるのアイリスのパウダリーさにムスクの清潔感。ムスクのむせ返る感じがないから好印象だけど、ありがちな香りといわれればそう。なのでちょっとオーバープライス感は否めないかなあ…って印象です。

ネロリ ウートルノワ ←NEW

ピエール・スーラージュの芸術手法として、キャンバスを黒く塗りつぶすというのがありまして、
その黒い絵とネロリフラワーの白との対比に、
矛盾をテーマにした香りらしい。
香りはとてもジューシーなオレンジのような香り。柑橘の皮の苦味もあるけど、それさえもアクセントになるずいぶん美味しい濃厚なオレンジ。
なんかよだれが出そうなほど美味しそう。お腹空いてんのかな。
この食べられそうな感じはティのおかげぽい。
ティが入っていると食べられそうな匂いになる気がするのですが、なんかこの香りは肉厚そうな果実の身も感じるのですが、
これが香りの奥行きなのかな…

エルブ トゥルブラント ←NEW

ベルトラン・タヴェルニエの『田舎の日曜日』がテーマ。
20世紀初頭のパリ郊外が舞台の映画。
白いドレスに大きなハットが理想的なパリぽさで好みですね。
香りは爽やかな風にそよぐ葉っぱやハーブの香り、
遠くから流れてくるシトラスの香り。
環境や風景を想起させる匂いですね。
ハーブが好きなのですごく好みなのですが、ゲランの独特のムスクに匂いがするのでそれが好き嫌い分かれそう。

フェーヴ グルマン ←NEW

サルバドール・ダリシュールレアリスムにインスパイアされた香り。
あのぐにょぐにょしたような、抽象的な、まあシュールな絵画ですよね。
芸術センスが全くないのでよくわからんですけど、
普通に描けないだろうなというのはわかる。
香りもぐにょぐにょしてる!
グルマンなので砂糖系かな?チョコレート系かな?と思って試してみたら、
なんか、全然違う。
カカオ系らしいのですけど、なんかねちっとした酸味があって、
食べれそう、美味しそうな匂いではない。
この酸味はノートをおそらくラムだと思うのですが、
ダークラムよりもホワイトラムのような?
バニラがはいってるって言われたほうがわかる樹脂みがあるんですよね。
HPみたら、旧グルマン コキャンだそうで。
これ昔、グルマン好きで話題になってたやつやん!
有名人にあった気分でちょっと嬉しい。




以上。


ゲランの香水は格式高く大人向けな香りがするので、使い方が難しいなあっていつも思います。
そこまで大人になれないというか、日本人が好きな、清楚でフェミニンで〜みたいな女性像にはなかなかハマらなくて、そういう女性になれればなという憧れもある香りが多いです。このシリーズは特にそういうイメージ!
30代でも弱いというか…マダム向けかなあって思うのです。

セルジュ・ルタンス レビュー(24/3/19更新)

久しぶりに香水のレビューを。

セルジュ・ルタンスというブランドはみなさまご存知でしょうか。

調香師ルタンスさんはフランス生まれで1980年くらいから資生堂と提携してフレグランスを作成しています。

日本ブランドの展開だけあって軽くて透明感のある香りが多いです。

 

久しぶりにHPを見てみたら知ってる香りが無くなってますね…廃盤になったのかな…?ニッチフレグランスあるあるで結構入れ替わりが激しいです。

 

公式HPの「香り探しの旅へ」というリンクから今あるフレグランスを見ることができます。

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左上の「キーワードから探す」をするとイメージやシーン、季節から探せたりするので便利!

お気に入りが世間一般的にどんなポジションなのか知れて、自分の中のギャップとすり合わせることができるので面白いです。

それじゃあレビューしていきます。

 

目次

 

 

サンタルマジュスキュル

めちゃくちゃいい香り。人からこの香りがしてきたら確実に振り向く自信があります。

ベースは結構スモーキー。白檀やカカオと説明にはかいてありますが、白檀のお線香ぽさやカカオのチョコレート感ではなく、いぶした木のイメージ。ふんわり甘くてルタンス特有の透明感はそのままに、時間経過とともにタバコのような香りが強くなっていきます。ローズが入っているそうですがわかんない…トップにやや花っぽい瑞々しさは感じます。ハンサムな女性、または男性におすすめしたいです。

 

ファイブオクロック

チャイティーの香りとかよく言われています。黒井の想像以上にスパイシー!ミルクたっぷりなティーを想像してたので、せきこみました 笑

蜂蜜が入っているそうなのに甘さはまったくなし。ジンジャーなどスパイス強めの格式高いかっちりとした印象です。 これもスモーキーで煙たい重い香り。

紅茶の茶葉に顔突っ込んだような感じ。

ルタンスの最高傑作、世界中ファンの多香りです。女性ものでウッディ系なら必ず名前があがります。シダーの香りって結構強くて角がある感じなんですけれど、それをなにかが優しくつつんでフェミニンさを出してます。この何かがわからないんですけれど、とっても柔らかい香りです。シナモンぽい甘さもあり、パウダリーさも感じます。好き嫌い抜きにしていろんな人に試してもらいたい。

 

ニュイドゥセロファン

金木犀の香りみたいですけれど、リアルとは全然違います。

しっかり香水として完成されている金木犀で、甘いきらきらした綺麗な部分を抽出した感じ。ジャスミンやマンダリン特有のインドールさも感じます。爽やかで甘くて日本人好みの香り!オールシーズン使いやすそうです。

 

ダチュラノワール

杏仁豆腐の香りです…と書くと語弊があるのですが、そのまんまです笑

最初にチュベローズの濃厚なホワイトフローラルの香りが一瞬して、そこから杏仁豆腐があって、バニラの甘い香りがラストまで続くという感じ。

シャネルのベージュにとっても似ていて、ベースの香りがルタンスっぽいかシャネルっぽいかの違い。

 

ラフィーユドゥベルラン

人工的なローズシロップ。

パウダリーで落ち着いた雰囲気。ベルリンの少女、という意味みたいですけれど少女がつけるには重いかと。昔の少女って意味かもしれない。

ミドルにインセンスの香りが少しして、それが抜けるとラストは最高に良い香り、とても肌に馴染みます。

 

サマジェステラローズ

これ廃盤になったのかな?HPには無いですね。

薔薇香水の王道のような香り。グリーン感のある豪奢な薔薇の花束をイメージしました。土のえぐみとかも表現していて系統はジョーマローンに似てる。拡散性が強く、ムスクもしっかり香ります。

 

ジュドゥポー

これも廃盤?HPに無い…

キャラメルポップコーンの香りです!

しかも焦がし気味の香ばしいポップコーン。

キャラメルの甘さもいい感じにベタベタしていて、グルマン系が好きだけどもう大人だしな…と思ってる方におすすめです。

 

ロードゥパイユ

一昔前のフローラル系の柔軟剤で洗濯したお洋服の香り!

(最近の柔軟剤って結構ハデで強い香りなので、一昔前と表記します汗)

清潔感がありつつも、ほのかな温度感があり肌に馴染みます。

ラストにかけてベチバーの干草の香りが強まり、なんとなく懐かしい香りになります。

ナチュラルな香りなので、TPOも選ばず、男女選ばずつけることができるかと。

 

ルタンスの水

上記がフローラル系の柔軟剤で洗濯したお洋服の香りでしたけど、こちらは粉洗剤で洗濯した感じ。

リネンのパリッとした爽やかな香り、どことなくアクアティックさも感じるみずみずしさ。

リネン系の香りはさまざまありますが、こちらはやっぱりルタンスらしい複雑さと透明感を感じます。…私がルタンス好きだからかな?笑

これもTPOも男女選ばずつけられると思います。

 

ローダルモアーズ

ハーブのような落ち着く草の香り。ヨモギだそうですが、ヨモギってどんな香りだったかなあ…?あまりヨモギ餅とか食べないので似ているかどうかわからない…

薬草のような癖がある香りなので好き嫌い多そうですね。でもくどくないので季節問わず使えそうです。奥の方にカレー粉のようなスパイシーな香りを感じられますが、これがイモーテルフラワーだそうな。ここが独特なので好き嫌い分かれそうです。

 

ロルフェリン

「灰の乙女」という副題?の香り。
吸い込んだ瞬間、うっ、と詰まってしまうような香りです…!
これは…強烈…!
何かに似てる気がしたのですが、あれです、炭とか墨汁を煮詰めたような感じ。
スモーキーはあまり得意ではないのですが、何度かトライしてみたら寺院のような香りにも感じてきて、あれ…?一転して好きになりそう。
お店で試してみて、「無理…」となってしまった方、何度か続けて試してみてください。もしかしたら評価変わるかもです。
これはお香であったら買いたい。ルームフレグランスにしたい。

 

ダンドゥレ

「乳歯」という香り。
全然想像つかないのですが、試してみてもますます謎が深まる。
これ何の香りなん????
遠くの方に、HP記載があったアーモンドミルクとかココナッツは感じますが、メインは??
Fragrantica見てみたら「メタリックノート」とありました。いやそれ何…??
なんかお風呂上がりの匂いもするんですよね。しかもボディソープとかではなく、固形石鹸を使った後のような感じ。銭湯とか。でも湿度はなく、ドライ…というより無機質。これがメタリックノート…

 

ラクシュデュディアーブル

すでに廃盤予定。すごい濃厚な中東系の香り。しかも手にいっぱいスパイス抱えてそうな激しい香りがする。これは日本では難しすぎる。
でもどことなくフルーティで、市場に来たみたいなワクワク感があります。わあ外国だ!みたいな。ということはあちらの方からすれば日常の香りでリラックスできるかもしれない。でもこれをつけていたらご飯の味もわからないと思う。それくらい激しい香りです。

 

シェルギィ

これは昔から根強い人気の香り。とてもバランスの取れた万能な香りだと思います。
甘いけど甘すぎず、ドライだけどドライすぎず、濃いけど濃すぎず、なんか人を選ばずにその人の体臭によく馴染みそうな香りです。
ああ、でも、樹脂のネチッとした香りも若干するので、加齢臭と間違われる可能性は否定できない。
これを着けるならシャンとしたファッションをした方が良いと思います。気合い入れたい時に良さそう。

 

ラルリジュー

濃厚なジャスミンの香りです。ジャスミンは苦手なのですが、これはしっかりとジャスミンを感じられつつも平気でした。基本ジャスミンで平気というと、ジャスミンティのようで「飲める」という表現を使っているのですが、飲めない感じのジャスミンで、ここまで平気なの珍しい。
透明感のあるムスクがベースにあるおかげか、あの独特なざらつきが無いからだと思います。

 

フィスドゥジョワ  ←NEW

ちょっと感動したジャスミン系の香水。
苦手なざらつきを感じつつも、いけるジャスミンの香りは初めてです。
ルタンスは全体的に透明感があるので、おそらくジャスミン好きには物足りないざらつきなんでしょうが、
ギリギリを狙っている感じ。
ちょっとクラシカルすぎてマダムなイメージは拭えませんが、同時にセクシーさ併せ持つ(イランイランの甘い花のおかげですかね)、使い所が難しそうな香りです。

 

エクランドゥフュメ ←NEW

煙たい!て顔を顰めるほどスモーキー。
ジャスミンぽいざらつき、
火のついてないタバコリーフ、
ほんのり酸味を感じるラム。
夜〜、バーカウンタ〜、大人な感じ。
スーツの男性に似合いそうです。

 

アンボワバニール ←NEW

セルジュルタンスのバニラ香水。
杏仁豆腐の匂い!
バニラ系の中ではさらっとしていて、リアルよりも人工的でそこが香水らしいですね。
重さもなく、さすがい夏にはきついだろうけど、
秋によさそう。冬のバニラとしてはちょっと物足りないくらいのレベル感です。

 

ダンルブルーキペティーユ ←NEW

マリンノートとありますが、想像は裏切ってくる。
潮というよりも私にはお風呂の中みたいな湿度をかんじるのです。
温かい湯気とミネラル系のシャンプーの匂いが混じった香りを、
拡散性の高い香水にした感じ。

 

…随時更新…

黒井のヲタ女美容研究所〜リップは色選びと質感とトータルバランス

こんにちは。

ここは、
ヲタクがヲタクのためにヲタクのためのメイクとファッションを研究する場所です。
トップページはこちら(目次もあります)↓
xxxqueenxxx.hatenablog.com

前回はアイシャドウ編、
今回はリップ編にいきたいと思います。

カラーメイクの醍醐味といえば、アイシャドウと並ぶはリップ。
アイシャドウほどカラーバリエーションはないですが、
同じ赤でもビビッドだったりくすみだったり選ぶのが難しい部分もあります。

さて、ヲタ女がしてしまう失敗メイクの要因は意外にもリップにあって、以下が考えつきます。

①リップが赤すぎる
②リップが薄すぎる
③なんか清潔感がない
④なんかくどい

特に③と④は「なんか」がついているように、
自分で気づいていない方もいるレベルでわかりづらいポイントになります。

一つずつ解説と、解消方法をまとめたい。

①リップが赤すぎる

これはざっくりいうと、パーソナルカラーがあっていないのが一番の要因です。

日本人に多いパーソナルカラーは夏と言われています。
青みがあってパステルトーン。
和服の色とか夏カラーが多いよね。

こういう方に似合う赤っていうのは、
ちょっと青みがあってくすみもあって、マットよりツヤ、サテンぽい質感なんですよ。
こういう色を唇に乗せるとぱっと明るい赤に発色してくれます。

でも、でもですよ。
実はこういうリップって、
スティックでみると、そんな鮮やかな赤色じゃないんですよ汗

例えば資生堂のテクノサテン ジェル リップスティック413。

公式HPからお借りしたのですが、
結構くすみ、感じますよね?
大人っぽすぎるような、沈みそうな印象。

なので赤リップ買おうと思ったら、やっぱり415くらいが欲しくなりますよね。

でも!これをつけると!
人 喰ったみたいな唇になっちゃうんですよ!
ちなみにこちらのカラーはパーソナルカラー冬の方が似合うそうな。


ということで、唇に色をつけるというのはパーソナルカラー結構大事になります。
なので、どんな色の唇にしたいかを決めておいて、
それに発色するリップを探すという流れになります。

今は色々なサイトでパーソナルカラー別のリップ紹介もありますし、
実際に塗って見せてくれる(スウォッチといいます)画像もあって、想像しやすいかと。

ちなみに、赤リップが絶望的に似合わない人もいます。
それはもう顔立ちのせいもあるのですが、
唇がぷりんと厚い人とか大きい人や、
逆に顔の凹凸が少なくて淡いお顔立ちの人、
赤色は主張しますので、
唇お化けみたいになったりします。

リップは唇のきわから全てに塗る必要はなく、
唇の内側に薄く塗って、んぱんぱして広げるようにすると
顔馴染みが非常によろしくなります。

②リップが薄すぎる

逆に色がなさすぎる問題。
ボーイッシュメイクとか性別不詳系をやりたいなーと思ったときに、
アニメとか漫画をみると、唇は肌色そのままじゃないですか。
なので塗らなくていっかー、透明グロスだけでいっかーと思ってるパターンも危険。

すっぴんの肌がアウトなように、
すっぴんの唇もアウトなんですぜ。

こういうベージュ系のメイクって個人的にめっちゃ難しいと思ってる。
お泊りメイクとかすっぴん風メイクって、技術力と手間が半端ねえことはお伝えしておきたい。

技術力云々の話は置いといて、
意外にもすっぴんの唇はくすんでいるんですよね。

もしベージュ系のナチュラル唇を目指すのでしたら、
ベージュオンリーじゃなくてピンク混じりだと血色をプラスしてくれて◎。

K-POP男子アイドルを見ていただくと、
すっぴんです〜ナチュラルです〜に見せかけてがっつりメイクしてます。
よく見ると結構ピンク入ったベージュを塗ってますので参考にできるかと。

それか、コンシーラーやファンデーションで唇の色をなくすのもいいかもね。
ファンデーションを塗った時にスポンジでポンポンしたと思いますので、
そのスポンジに余ったファンデで唇をポンポンします。
その上から好きな色のリップを塗るのです。
コスプレイヤーもよくやる手法です。

デメリットとして飲み食いしたり舌なめずりすると普通に落ちるので長時間は持たないこと。
同じようにリップクリームが上からつけられないので乾燥しやすくなること。

そこまで自分の顔面に手がかけられない方は、無難に似合う色を塗っといた方がすごーく楽だと思いますけど、
方法としてはあるということをお伝えしておきます。

③なんか清潔感がない

清潔感がなさそうだなーと思うのって、
唇のシワに色が入り込んじゃってるか、
計算されていない色むらにあります。

まず余計な皮はピーリングで取ること。
普段の歯磨きだけではきれいに取れないのです。

家であるものでやるならば、
砂糖を唇にすりすりして、水で流して、リップクリームで保湿。
これでOKです。

ちなみに今キャンメイクでピーリング剤入りのリップクリームが売ってます。
プランプリップケアスクラブという商品なのですが、
売り切れ続出で入手困難になったくらいの人気商品。
これはおすすめです。
ケアをして、保湿もちゃんとしていれば、リップの色むらもおきにくくなります。

もう一つ。
時間経過で色むらが出たり汚く見えるのは塗り方やリップそのものが原因かもしれません。

塗った後、
ティッシュを唇にふわりと被せて上から少し抑えるのです。
これをやるとやらないとでは、リップの持ちも見た目のクォリティも段違いです。
でもティント系や被膜系に分類させるリップはティッシュオフしない方が良いのですけどね、
大体のリップはティシュオフ。

そしてそもそもリップに原因があるとすると、
質感でいうとマットタイプは落ち方が汚いものが多い印象です。
マット買うならデパコスを検討したほうが失敗が少ない。

プチプラも色むらが出やすいのよ。
まあ、そもそもプチプラって若い子向けで唇に水分量が多い人前提の商品なんで、
妙齢には厳しい部分もあるのは仕方ない。

④なんかくどい

これの原因は、メイクのカラーコーデが合っていないことが挙げられます。

アイシャドウ、紫!
リップ、赤!

こういう風に組み合わせると、
顔の全てのパーツが主張してくるので圧があるというか。
ぶっちゃけ、ウザい、暑苦しい感じになります。

上品に見えるメイクのバランスは決まってます。
これは私の好きなメイクアップアーティスト藤原美智子さんの理論です。
アイメイク:リップとすると
8:2
5:5
2:8
この3パターンが鉄板なんです。

詳しくはYouTube藤原美智子さんのチャンネルにあるのでどうぞ!!!
というか私のメイクはほぼこの方を参考にしています。

アイメイクの8とは、
派手目なカラーシャドウや、
太めのアイライン、
キャットラインとか攻めた形、
ボリュームタイプのマスカラたっぷり
とかのことです。

特に色に関しては
青や紫、黒系など、肌色の延長上の色以外は主張が激しい印象になります。

そんなアイメイクのときは、リップは2にする。
2は色で表現するなら、肌馴染みが良いベージュ、ピンクベージュ。
ちょっと強くてブラウンがありますね。
質感はマットよりは薄づきのツヤ。

なので、
表現が難しいのですが、
リップだったらベージュ×マットはいいですね。

ブラウン×マットはブラウンが肌色より主張する色だからマットは避けたほうがベター。

レッドも同様にマットは避けたほうがベターだけど、
薄付きツヤだったらOK。

みたいな感じです。


じゃあ逆に、リップが8だった場合はどうするか。
色だったら赤とかビビッドピンクとか、唇の色を思い切り変えてしまうカラーで、
質感だったらマットや高発色のもの。

赤×マットはいいですが、
ベージュ×マットは8にはちょっと足りないですかね。
みたいな。

その場合のアイメイク2は、
肌色の延長線上の色を使っているパターン。
ベージュ、ブラウンとか。
ホワイトベージュのみアイホールに広げるとか。
アイラインは目の形に合わせて、しっかりぼかすとか。


そして5:5。
結構難しい。
主張の強いアイメイクの難易度が高くなるので、
5:5で推しカラーメイクするなら、
淡い発色のカラーに、
薄付きツヤ系のリップが無難かと。

ここまで抑えれば、推しメイクでオフィスいけちゃいますね。
色選びはつまらなくなりますが、
推し活をひっそりこっそりとやるのも結構楽しいのでおすすめ。

以上、リップ編でした。
メイク編の最後はチークで締めるので次回に。