黒井の備忘録

黒井のための備忘録。ファッション・コスメ・香水・料理・ぬいぐるみなど。

黒井のヲタ女美容研究所〜顔面の6割はベースメイクで構成される/ベースメイクとは何か

こんにちは。

ここは、
ヲタクがヲタクのためにヲタクのためのメイクとファッションを研究する場所です。
トップページはこちら(目次もあります)↓
xxxqueenxxx.hatenablog.com


とうとう顔面加工のターンです。
前回「眉毛は顔面の6割を構成する」とかきましたが
なんとベースメイクは4割を構成します。
まさかのポイントメイクは1割しかない。
→(追記)割合が破綻していることに気づきました笑
 ポイントメイクは「1%」くらいです。
 要は完成度に一番貢献しているのは眉毛とベースメイクということです。すみません汗

眉毛は課金すれば何もしなくても1ヶ月程度は持つし、
ベースメイクは今から書くポイントを押さえればいいし、
そこで既に9割出来上がってるからメイクって慣れれば意外に楽じゃない?

4割のボリュームなので何回かに記事分けようと思います。

とりあえず、ベースメイクはなんぞやというところから。
さっさとアイテムと使い方を知りたいぜ、というかたは次の記事へどうぞ。

ベースメイクのコンセプト

最初に、ベースメイクとは肌を綺麗にみせるメイクです。
絵でいうとキャンバスをつくる。
皮膚にいろいろなものを塗ったくるのですが…
どんな肌に見せたいですか?というコンセプトでアイテム選びが変わってきます。

つやつやの肌にしたいのか、
パウダリーなふんわり肌にしたいのか。
肌トラブルを一掃して2次元のような肌にしたいのか、
人間味あるナチュラルな肌にしたいのか。

いやわかんないから
自分に似合うのを教えてくれよ。

という答えはあるにはあって、
似合う肌は「似合う質感」によって左右されます。
ツヤが似合う人と、マットが似合う人。
これはパーソナルカラーである程度わかります。

過去にこんな記事かいてたので気になる方はぜひ。
xxxqueenxxx.hatenablog.com

簡単にまとめると、
PC春冬の方はツヤを、
PC夏秋の方はマットが似合いやすいということです。

まあ、こういうの見ると、
「ええ〜自分がどのタイプか調べなきゃいけないのか。めんどくさいなあ…」となりますので、
ここでは、
素肌感がありつつも上品なツヤがあるセミマットで美しい肌
をテーマにします。ながい。
わかりやすくいうと、
「自前で綺麗な肌なんですよー」みたいな感じ。

パーソナルカラーにも、流行にも、年齢にも左右されにくくて、誰にでも似合うはず。
そしてハイカバーじゃないのでメイク崩れもしにくいはず。


ベースメイクの手順

まずどんな肌質を作るにも手順は大体一緒になるはずな。

簡単にまとめると、
下地

ファンデーション

コンシーラー

ハイライト、ローライト

パウダー
になることが多い。

ベースメイクを複雑にしている要因としては、
アイテムの順番がわかりにくいことだと思うんですよね。
ファンデーションの形状によって変わったり、要るアイテム/要らないアイテムが出て来たり。

とりあえず覚えておいてほしいのは、
①最後はサラサラでフィニッシュ
②肌色以外の色は最初の方に
です。

①について、
ベースメイクは最後はパウダーなどの粉物で終わります。
だってペタペタしてたら頬に髪の毛引っ付くし、
その後に乗せるアイシャドウもダマになるでしょ。
なので最後はさらっとして終わりにします。

②について、
肌色じゃないアイテム、パープル下地などは最初の方に使います。
少なくともファンデの前に塗るべきなのはおわかりだね?笑

まあ、細かいことは気にすんなですが、
迷ったら商品の裏とか説明書きに順番が書いてありますのでご安心を。
とりあえず①②守っとけばなんとかなるし、
流派によって順番変わったりするので、正解がないんだと思う。

ベースメイクのアイテム選びの指標

それぞれのアイテムには役割があって、それがわかれば順番も迷わない。

下地(保湿)

下地は肌とファンデを密着させるためのノリの役割をしてくれるアイテムです。

とりあえず「保湿」機能があるものを選べばミスがない。

よくオールインワンクリームに「下地にも使えます!」と書いてあったりもするので、とりあえず保湿できれば何でも良い。

なんでこんなに適当で良いかと言いますと、
今のファンデーションって、
とても優秀で乾燥しにくくなっているから、そこまで保湿特化の下地をあらためて用意する必要がない気がします。

もちろん歳を重ねると肌の水分量が減ってきますので、日中肌がテカるようになってきたなあ、と思ったら乾燥が原因かもしれません。
スキンケアを見直すか、
保湿下地の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

また、一番最初に肌に触れるところなので、「肌に良い成分」という視点で選んでもいいかもしれません。
そういう意味では課金価値はまあまあです。

下地(補正あり)

もう1つ下地について、肌補正機能があるもの。
毛穴プライマーなど、肌の凹凸を埋めてくれて肌をフラットにしてくれたり
皮脂抑制下地など、皮脂を吸い取ってメイク崩れを防止してくれたり。
コントロールカラーなど、色つきの下地で肌色を補正してくれたり。例えばパープルなどはくすみを飛ばして透明感が出ます。

こういうのも…黒井はめんどくさいので使ってないのですが、確かに効果はあります。

どうしてもこうしたい!ファンデーションでは抑えきれない粗があるなど、どうしても気になる部分にアプローチしていったほうが良いかと思います。

黒井的にはふつーの日常生活を送る上では課金価値はそんなにないかな。遊びに行くやイベントの時など、プラスαで使うイメージです。

ファンデーション

ファンデーションはデパコスが断然良いです。

デパコスとプチプラの違いは何かというと、
まあブランド力・広告宣伝費・開発費・成分など。
ちなみに、デパコスとプチプラは会社が一緒なら、
同じ工場で作られていることもしばしば。
成分が似ていることもしばしば。
よって、仕上がりが似ていることもしばしばです。

もし自分に合わない、肌荒れしてしまうベースメイクなどがあれば、その会社は避けるのがベターかと。

さて、同じ工場で作られているのだったらプチプラでも変わらないのでは?と思いますが
現時点では、まだ値段の差があると思います。

何がというと「落ち方の綺麗さ」が段違いです。

ファンデって基本落ちるんです。毛穴落ちもするし、しわに入り込むし、よれるものなんです。
それはプロがメイクしたとしても、人間から皮脂が分泌される限り必ずそうなってしまう。
その時に、まだらになったり小鼻に溜まったり、ドロドロに落ちるのがプチプラ。
デパコスはふわあとテカるように浮きます。
これが値段の違いだと黒井は思います。

よくファンデ比較で「プチプラも仕上がりに大差なかったです!」という動画がありますけど、
つけた瞬間じゃなくて、時間経過した後を見せてほしい。

それとデパコスはカラー展開も豊富なので、自分に合わない色は無いし、お店の人が選んでくれるから失敗もない。
まあ、私はいつだって日本人標準色だから悩まないんですけど。

形状の違い

パウダータイプ、リキッドタイプ、クッションタイプ、色々ありますね。

昔だったらパウダーは乾燥肌に不向き、とかいわれてましたが、
今は保湿成分配合されていて乾燥しにくくできています!
リキッドよりも潤うパウダーもあるくらい。すごいですよね。

パウダータイプなら一番最後に使う。
リキッドなどペタペタするものは最後にパウダーをのせます。

旧作と新作

ファンデ業界は今も発展途上中なので、
新しく購入するときは、新作を選ぶように心がけると良いかと。
また、同じ商品でもリニューアルしたりしてて、年々びっくりするくらい変わります。
しかもそんなに頻繁に買い替えないので、新しくするたびに驚く…

長々と語りましたが課金価値は超絶高いです!

コンシーラー

肌トラブルを隠すためのアイテムです。
特別な名称ですが、中身はハイカバーなファンデーションと同義です。
なので形状も様々。リキッドだったり、スティックだったり。
固形になればなるほどカバー力が上がりがちです。
自分の隠したいトラブルによって、オススメの色味や形状が変わります。

例えば…
青くまにはオレンジ、
茶くまにはベージュやイエロー。
シミはファンデーションと一緒の色か、ほんの少し薄い色。
(一度濃い色を乗せて、薄い色を重ねるというテクニックもあるので一概にはいえない)
ニキビにはイエローみのある肌より少し濃い色。
などなど。

最近は色々な色が入った多色コンシーラーパレットもあります。
逆に超絶ハイカバーなコンシーラー1色でも良いです。

課金価値はそこそこ。
ポイント使いなので、そこまで値段の差が如実に出るわけではなく。でも良いものは良いです。ファンデーションの一部ですからね。

ハイライト、ローライト

顔の彫りを深く見せたり、小さく見せることができるアイテム。
必須ではないですが、あるとメイクの質が格段に上がります。

ハイライトは白っぽい色で、のせたところは肌が盛り上がって見えます。
ローライトは茶色ぽい色で、のせたところは肌が窪んで見えます。
適切なところにのせることで、目の錯覚により顔の凹凸がより強く見えます。

課金価値はまあまあ。プチプラでもOK。今のプチプラはすごいです…

パウダー

粉ですね。
これまでに肌にのっけてきたアイテムを馴染ませる効果があります。
要はペタペタを抑えたり、ムラをならしたりするためのものです。

ということなので、
パウダーファンデーションや、
「パウダー要らず」と書いてるファンデーションには
不要のアイテムになります。

粉もね、色々ある。
パウダーファンデーションみたいに固まっているやつはプレストパウダーといいます。
本当に粉みたいなやつはルースパウダーといいます。

どっちがどういいか、などは特にないです。
サラッとするけど、乾燥しにくいパウダーを選ぶのが良いかと思います。

課金価値はそこそこ。
あまりに粗悪なものだと、せっかくファンデーションが良いものでも台無しになるし、乾燥で肌が死にます。


とりあえずここまで。