パーソナルカラーは色を4分類に分けて、あなたの似合う色を教えてくれるツールです。
コスメによってはパーソナルカラー別のアイテムを発売してしまうくらい、現在注目されている診断方法です。
皆さんは最初にいくつかの質問を受けて、自分が何タイプかを知ります。
でも
「私に似合う色はこれね♪」
といって選んだアイテムが、
「色は肌に合ってるけど……うーん、なんか違うなあ……」
みたいになったことはありませんか??
診断通りの色を選んだはずなのに、なぜかしっくりこない。
もしかして診断が間違ってる…!?
それもあるかもしれませんが……
それって質感のせいかもしれません。
色は彩度・明度の違いで決まりますがそれは二次元の話。
我々が生活している三次元には更なる追加情報があり、その「質感」は無視できません。
質感というのはプルプルしている、とかサラッとしているとかですね。コスメでいうとマットやツヤってやつです。
で、なんとなーくしっくりこない原因の1つはこの質感が合っていないことによると思っています。
さらに同じ色でも質感が違うだけで、違う色にみえてしまうのです。
マットはその色に1番近い色で、ツヤが増すにつれ白っぽく見えてきます。
つまり、パーソナルカラーは色だけでなく、質感も押さえておかなくてはならないのです!
ということで……
パーソナルカラー診断で特に重要視して欲しい質感は3つです。
というか世の中に多く出回っているモノは大体この3つに分けられると思ってます。
昨今、本当に種類が多くて難しいですよね…
①マット
②ツヤ
③ラメ
①マットは想像しやすいですよね。
サラッとしていて、光を吸収し、光沢感がありません。
②ツヤは、リップならグロスのようにプルプルしていたり、濡れた感じがあるものです。光を跳ね返します。細かいラメ、シアー、エナメル感みたいなものも、ここに含めます。
③ラメはそのまんまですね。私のいうラメは、粒が大きくギラギラしているものです。遠くから見ても光ってるのがわかるような感じです。玉虫色もここに含めます。
さて、よく「パーソナルカラー秋はマットな質感が得意」みたいな話を聞きますが、果たしてそうでしょうか?
友人は秋ですがマットを身につけると沈みますし、しっくりきません。
マットとツヤの中間ぐらいじゃないといけないみたいです。
セカンドタイプが春か冬なのかもしれませんね?
あと私はパーソナルカラー春ですが、普通にマットのリップをつけます。
春ってグロスとかツヤツヤが命みたいですけどね、個人的にグロスは苦手なので着けません。
その代わり色は思いっきりポップな色にして、春のイメージに馴染むようにしてます。
色と質感のバランスが一番大事なんです。
パーソナルカラーが定まっても、セカンドタイプによって、似合う質感は違うのだと思いますが、工夫次第で似合わせることは可能だと思います。
とりあえずパーソナルカラー別の得意な色、質感をまとめると…
春タイプ
色……黄みよりで澄んだ色
質感……ツヤ/ラメ
夏タイプ
色……青みよりでスモーキーな色
質感……マット/ツヤ(細かいラメのような控えめなもの)
秋タイプ
色……黄みよりでスモーキーな色
質感……マット/ラメ(大粒ラメより玉虫色など)
冬タイプ
色……青みよりで澄んだ色
質感……ラメ/ツヤ
こんな感じです。
質感が2種類あるのはセカンドタイプを考慮したからです。
ファーストとセカンドの比率でも似合う似合わないが変わってきますので、あんまりガチガチに囚われない方がいいかなーとは思います。
あと、ブルーベースとかイエローベースとかありますけど、これも気にしすぎないほうがいいですよー。
服とか特にそうですけど、似合わない色でも質感がどハマりすれば、とっても似合って見えるものです。
なのであくまでも参考程度にすることで、ファッションの視野を広げて楽しみましょう♪
最初の方で、大事なのは色と質感のバランスだといいました。
診断にがっつりあてはめますと、
例えば夏タイプの方がリップを選ぶ際には
ダスティピンクでマットなものを選べばいいわけです。
でももしその方が、クリアなショッキングピンクでギラギラなラメ感の強いリップをつけたかった場合などは、質感を含めて、アイシャドウやチークなど他のパーツは全力で夏に寄せる必要があります。
そうしますと、「リップだけあえて外している」となりお洒落〜といった印象になるのです。
外すなら1-2点だけです!それ以上になると「外し」に見えなくなると思います。
(プロや上級者は別でしょうが 笑)
じゃあもしこの方が、先程のリップだけじゃなくて、クリアレッドのチークや、海外セレブみたいなギラッギラなアイシャドウが着けたくなったらどうしましょうか。
これらはすべて冬タイプの方が得意なアイテムです。
他のパーツを全力で夏に寄せても、どーしてもしっくりこないのであれば、
服やヘアカラーを始めとした、ぜーーーんぶを冬に合わせてください!!
そうするとあら不思議。
本物の冬タイプさんには及びませんが、想像以上にしっくりくるはずです。努力しだいで近づくことはできるのですよ。
このように、似合わせようとすれば、いくらでも好きなものは纏えるのです。
あくまでも診断は診断として、ぜひご自分の好きな色に挑戦してみてくださいね♪
ありがとうございました!