黒井の備忘録

黒井のための備忘録。ファッション・コスメ・香水・料理・ぬいぐるみなど。

レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル レビュー(随時更新)

こんにちは、黒井です。
ゼクスクルジフ ドゥ シャネル、
シャネルのラグジュアリーラインのフレグランスで、
彼女の人生にインスパイアされて作られたそうです。

ボトルデザインもすごくシンプルなのですが、
ボトルの横幅と黒キャップのバランスが絶妙で
並べておいたら絶対に可愛いよね…
下敷きに金色のプレート置いてディスプレイしたい感じ。

さて、シャネルなのですが、
黒井的にはあの独特なシャネルの匂いが少し苦手なんですよね。
遠くに必ずNo.5がいるような、
ムスク?アルデハイド?
ちょっと人工的なやーつ。

それではさっそくレビュー。

ガーデニア

シャネルのシンボル、カメリアの花からインスパイアされたようですが、
カメリア自体に匂いがないため似ている花として、ガーデニアだそうですね。
カメリアは椿のことなので、確かに匂いはない。
ガーデニアはクチナシなんですけど、そんなに似てるかな…?
白い花、なのはわかるけど。

そして香りもそこまでクチナシじゃない!笑
濃厚なホワイトフローラル系を想像していたのですが、思ったよりフレッシュでみずみずしい。
かといって芳香剤ぽさもなく、
外で散歩してたらふんわり漂ってくる花の香り、が一番近いかも。
淡く纏わせるとめちゃくちゃお洒落な気がする。


ベージュ

シャネル氏の好きな色がベージュだそうで。
ブラックドレスだとかピンクツイードスーツが強烈なイメージなのですが、
調べてみるとベージュも多いですね。
あーベージュとブラックの組み合わせ、本当に好き。

香りは、アパレル店内の匂いとパウダリーな感じで、
思ったよりも華やか。
ノートみたらフランジパニなので黄色で南国系の花ですよね。
なのですが、ハッピーな雰囲気ではなく、
どちらかというとジャスミンとかフリージアとか、そういう系のフェミニンでシックなフローラル系の香りがします。


1957

1957年に、シャネル氏は賞を受賞したようですね。
珍しい生地を使うこと評価されたということで、
独創性と新しい着眼点で、ファッション業界を上り詰めていく過程の年のようですね。

匂いもそれにインスパイアされているからか、強くてアーティスティックな香りですね。
No.5を彷彿させる都会的なムスクに、柑橘の皮みたいなフレッシュな苦味、そして木の匂いですね。
この木の匂いが環境臭というくらいさりげないので、
IKEAとかニトリの店内こんな感じだよなーと思いました。
それくらい遠いです。
ファッションはバッチリ決めた方が、この香りに似合いそう。


ル リオン ドゥ シャネル

シャネル氏の獅子座だそうで、ライオンを愛したそうですね。
誇りと情熱を持って人生を突き進んでいくような。
星座がかっこいいとちょっと羨ましい。
私は蟹座なので、それをシンボルにしたいと思わないのですが笑

香りは怪しいインド雑貨屋の匂い。
アンバーとレザーの濃厚な組み合わせで、
一瞬で鼻に残ります。
これは日本で日常使いするのは難しいかも…
1プッシュで強い匂いがしますし拡散性が高いので、電車はご注意ください。
でも完全メンズ向けのような激重い感じではなく、
しっかりと華やかな甘さ、バニラですかね?、があるのでどちらかというと女性が使いやすそう。


シコモア

シコモアとはエジプトイチジクのことで、生命の樹として扱われています。
ウィキで見てみたら、この木 なんの木 気になる木♩ようなどっしりとした大きな気が出てきました。
ここにイチジクがどっさり実るのかと思うとテンション上がります。
シャネル氏との特別な関わりがあるわけではないようで、この姿が幼少期のエナジティックさを表現したかったらしい。むずかし。

香りはシャネル比で淡め、
ウッディは松で、ベチバーのドライさがさらりと。
そこまで意外性がある香りではなく、
ありがちなウッディ系香水という感じ。
松といっても松脂のような癖はなく、
ウッディが好き!という方には物足りないかな。
逆にさらりと日常で使うにはちょうどいいのかも。