黒井の備忘録

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黒井のヲタ女美容研究所〜リップは色選びと質感とトータルバランス

こんにちは。

ここは、
ヲタクがヲタクのためにヲタクのためのメイクとファッションを研究する場所です。
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xxxqueenxxx.hatenablog.com

前回はアイシャドウ編、
今回はリップ編にいきたいと思います。

カラーメイクの醍醐味といえば、アイシャドウと並ぶはリップ。
アイシャドウほどカラーバリエーションはないですが、
同じ赤でもビビッドだったりくすみだったり選ぶのが難しい部分もあります。

さて、ヲタ女がしてしまう失敗メイクの要因は意外にもリップにあって、以下が考えつきます。

①リップが赤すぎる
②リップが薄すぎる
③なんか清潔感がない
④なんかくどい

特に③と④は「なんか」がついているように、
自分で気づいていない方もいるレベルでわかりづらいポイントになります。

一つずつ解説と、解消方法をまとめたい。

①リップが赤すぎる

これはざっくりいうと、パーソナルカラーがあっていないのが一番の要因です。

日本人に多いパーソナルカラーは夏と言われています。
青みがあってパステルトーン。
和服の色とか夏カラーが多いよね。

こういう方に似合う赤っていうのは、
ちょっと青みがあってくすみもあって、マットよりツヤ、サテンぽい質感なんですよ。
こういう色を唇に乗せるとぱっと明るい赤に発色してくれます。

でも、でもですよ。
実はこういうリップって、
スティックでみると、そんな鮮やかな赤色じゃないんですよ汗

例えば資生堂のテクノサテン ジェル リップスティック413。

公式HPからお借りしたのですが、
結構くすみ、感じますよね?
大人っぽすぎるような、沈みそうな印象。

なので赤リップ買おうと思ったら、やっぱり415くらいが欲しくなりますよね。

でも!これをつけると!
人 喰ったみたいな唇になっちゃうんですよ!
ちなみにこちらのカラーはパーソナルカラー冬の方が似合うそうな。


ということで、唇に色をつけるというのはパーソナルカラー結構大事になります。
なので、どんな色の唇にしたいかを決めておいて、
それに発色するリップを探すという流れになります。

今は色々なサイトでパーソナルカラー別のリップ紹介もありますし、
実際に塗って見せてくれる(スウォッチといいます)画像もあって、想像しやすいかと。

ちなみに、赤リップが絶望的に似合わない人もいます。
それはもう顔立ちのせいもあるのですが、
唇がぷりんと厚い人とか大きい人や、
逆に顔の凹凸が少なくて淡いお顔立ちの人、
赤色は主張しますので、
唇お化けみたいになったりします。

リップは唇のきわから全てに塗る必要はなく、
唇の内側に薄く塗って、んぱんぱして広げるようにすると
顔馴染みが非常によろしくなります。

②リップが薄すぎる

逆に色がなさすぎる問題。
ボーイッシュメイクとか性別不詳系をやりたいなーと思ったときに、
アニメとか漫画をみると、唇は肌色そのままじゃないですか。
なので塗らなくていっかー、透明グロスだけでいっかーと思ってるパターンも危険。

すっぴんの肌がアウトなように、
すっぴんの唇もアウトなんですぜ。

こういうベージュ系のメイクって個人的にめっちゃ難しいと思ってる。
お泊りメイクとかすっぴん風メイクって、技術力と手間が半端ねえことはお伝えしておきたい。

技術力云々の話は置いといて、
意外にもすっぴんの唇はくすんでいるんですよね。

もしベージュ系のナチュラル唇を目指すのでしたら、
ベージュオンリーじゃなくてピンク混じりだと血色をプラスしてくれて◎。

K-POP男子アイドルを見ていただくと、
すっぴんです〜ナチュラルです〜に見せかけてがっつりメイクしてます。
よく見ると結構ピンク入ったベージュを塗ってますので参考にできるかと。

それか、コンシーラーやファンデーションで唇の色をなくすのもいいかもね。
ファンデーションを塗った時にスポンジでポンポンしたと思いますので、
そのスポンジに余ったファンデで唇をポンポンします。
その上から好きな色のリップを塗るのです。
コスプレイヤーもよくやる手法です。

デメリットとして飲み食いしたり舌なめずりすると普通に落ちるので長時間は持たないこと。
同じようにリップクリームが上からつけられないので乾燥しやすくなること。

そこまで自分の顔面に手がかけられない方は、無難に似合う色を塗っといた方がすごーく楽だと思いますけど、
方法としてはあるということをお伝えしておきます。

③なんか清潔感がない

清潔感がなさそうだなーと思うのって、
唇のシワに色が入り込んじゃってるか、
計算されていない色むらにあります。

まず余計な皮はピーリングで取ること。
普段の歯磨きだけではきれいに取れないのです。

家であるものでやるならば、
砂糖を唇にすりすりして、水で流して、リップクリームで保湿。
これでOKです。

ちなみに今キャンメイクでピーリング剤入りのリップクリームが売ってます。
プランプリップケアスクラブという商品なのですが、
売り切れ続出で入手困難になったくらいの人気商品。
これはおすすめです。
ケアをして、保湿もちゃんとしていれば、リップの色むらもおきにくくなります。

もう一つ。
時間経過で色むらが出たり汚く見えるのは塗り方やリップそのものが原因かもしれません。

塗った後、
ティッシュを唇にふわりと被せて上から少し抑えるのです。
これをやるとやらないとでは、リップの持ちも見た目のクォリティも段違いです。
でもティント系や被膜系に分類させるリップはティッシュオフしない方が良いのですけどね、
大体のリップはティシュオフ。

そしてそもそもリップに原因があるとすると、
質感でいうとマットタイプは落ち方が汚いものが多い印象です。
マット買うならデパコスを検討したほうが失敗が少ない。

プチプラも色むらが出やすいのよ。
まあ、そもそもプチプラって若い子向けで唇に水分量が多い人前提の商品なんで、
妙齢には厳しい部分もあるのは仕方ない。

④なんかくどい

これの原因は、メイクのカラーコーデが合っていないことが挙げられます。

アイシャドウ、紫!
リップ、赤!

こういう風に組み合わせると、
顔の全てのパーツが主張してくるので圧があるというか。
ぶっちゃけ、ウザい、暑苦しい感じになります。

上品に見えるメイクのバランスは決まってます。
これは私の好きなメイクアップアーティスト藤原美智子さんの理論です。
アイメイク:リップとすると
8:2
5:5
2:8
この3パターンが鉄板なんです。

詳しくはYouTube藤原美智子さんのチャンネルにあるのでどうぞ!!!
というか私のメイクはほぼこの方を参考にしています。

アイメイクの8とは、
派手目なカラーシャドウや、
太めのアイライン、
キャットラインとか攻めた形、
ボリュームタイプのマスカラたっぷり
とかのことです。

特に色に関しては
青や紫、黒系など、肌色の延長上の色以外は主張が激しい印象になります。

そんなアイメイクのときは、リップは2にする。
2は色で表現するなら、肌馴染みが良いベージュ、ピンクベージュ。
ちょっと強くてブラウンがありますね。
質感はマットよりは薄づきのツヤ。

なので、
表現が難しいのですが、
リップだったらベージュ×マットはいいですね。

ブラウン×マットはブラウンが肌色より主張する色だからマットは避けたほうがベター。

レッドも同様にマットは避けたほうがベターだけど、
薄付きツヤだったらOK。

みたいな感じです。


じゃあ逆に、リップが8だった場合はどうするか。
色だったら赤とかビビッドピンクとか、唇の色を思い切り変えてしまうカラーで、
質感だったらマットや高発色のもの。

赤×マットはいいですが、
ベージュ×マットは8にはちょっと足りないですかね。
みたいな。

その場合のアイメイク2は、
肌色の延長線上の色を使っているパターン。
ベージュ、ブラウンとか。
ホワイトベージュのみアイホールに広げるとか。
アイラインは目の形に合わせて、しっかりぼかすとか。


そして5:5。
結構難しい。
主張の強いアイメイクの難易度が高くなるので、
5:5で推しカラーメイクするなら、
淡い発色のカラーに、
薄付きツヤ系のリップが無難かと。

ここまで抑えれば、推しメイクでオフィスいけちゃいますね。
色選びはつまらなくなりますが、
推し活をひっそりこっそりとやるのも結構楽しいのでおすすめ。

以上、リップ編でした。
メイク編の最後はチークで締めるので次回に。