黒井の備忘録

黒井のための備忘録。ファッション・コスメ・香水・料理・ぬいぐるみなど。

モルトンブラウン レビュー(随時更新)

黒井です。
1ヶ月ぶりのブログになってしまいましたが香水のレビューから。

この前、イギリスを意識したお店をまとめた本を読んでいたのですが、そこで紹介されていたのがモルトンブラウン。
イギリスのブランドだったのか、知らなかった。
なんとなく国によって香りって違うのですが、黒井のイメージではイギリス香水は透明感があって素直な香りが多い。
日本人受けしそうな軽い香りなのはなぜだろうか…?共通点といえば島国で王室文化がある…といったところだけど、そこ関係あるのかはわからない。

モルトンブラウンは1971年のロンドン、ヘアサロンから始まったブランドなので、
ヘアケアとかボディソープとか、スキンケアが得意。
ボトルはナチュラルでシンプル。揃えるて置いておくだけでもおしゃれ。
自分の机は全然だから台無しだろうけど笑

商品展開は同じ香りにトワレとオードパルファムがあって、とても親切ですね…!
基本的に同じ香りだけど、香りの残り方や深みがやっぱり違うので、「この香り好きだけどもうちょっと軽くならないかなー…」が叶うという。痒いところに手が届くようなラインナップになってます。

全部は試せてないので、この記事は随時更新です。


それじゃ早速レビューしていきます。

目次

ミルクムスク オードパルファン

ミルク&バニラで、ほっこりとした温かい香り。
柔らかい毛布に包まれてるような幸せな香りです。
ラストにいくにつれ、樹脂のようなネチっとした香りがほんのり出てくるのですがセクシーさや怪しさは感じられず。
公式HPに書いてあった「モダン」という表現がぴったりな香りです。

ミルクムスク オードトワレ

上記のトワレバージョン。基本的にオードパルファンと変わりませんが、やはりこちらの方が軽いです。ラストのネチっとした樹脂はあまり感じられずムスクの方が強いですね。なんかホテルのシャワージェルとかでこの香りだったらテンション爆上がり間違いない。

ピンクペッパー オードトワレ

ローズとオークモス?と思ったのですがローズなんてノートに書いてなくて驚き。じゃあこの華やかなフローラルは何の香りなのかわからぬ…
ピンクペッパーというほど刺激的な香りはあまりしないですし、ジンジャー?も言われればわかるかなってレベル。ジョーマローンの「ナツメグ&ジンジャー」を強くして華やかにしたイメージです。

ピンクペッパー オードパルファム

こちらの方が上記よりもペッパーやジンジャーのスパイシーさを感じられます! それと公式HPにはオスマンサスとありますね。金木犀かあ。金木製なのにトイレの芳香剤ぽくないのはちょっと珍しい。ジャスミンのエキゾチックな香りが強いからかな。ラストはオークモスやパチョリの刺激的な香りがして大人っぽいわあ。

ハニーサックル&ホワイトティー オードトワレ

ハニーサックルのホワイトフラワーにバニラの甘い香りが重なって、甘い蜜がたくさん詰まった花の香りってこんな感じなのかもしれません。ミドルまではティーの爽やかな香りがありますが、だんだんと蜜が出てきて終着。なんか知ってる香りだなーと頭をひねれば、そうだ、クレンザーのジフに似てる気がしてきた…?いやいやそんなことないですよね。それか接着剤のボンド。そういうと聞こえ悪いですけど、地味に良い香りですよね??伝われ。

オレンジ&ベルガモット オードパルファム

トップからミドルまではオレンジとネロリの爽やかでほんのり甘い柑橘の香りが強いのですが、
ラストにいくにつれ、すごくベルガモットで良い香り!ラストまでベルガモットを感じられる香水は初めてかも。
ベルガモットの茶葉に鼻を突っ込んだ感じではなくて、飲んでほっと一息ついた時に鼻に抜ける、ベルガモットティーの香りです。葉っぱぽい渋みやスモーキーさはなくて使いやすそう。
…でも公式HPでノートを見たらベルガモットはやっぱりトップだけしか入ってなかった…なのになんでこんなに香りがするんだ…

ジャスミン&サンローズ オードトワレ

ジャスミンティーの香りに、少しハイトーンの甘いローズの香り。
この甘ったるいローズはなんぞや…?ってくらい甘い香りがするする。ちょっとそれがチープに感じてしまう。ちなみにジャスミンの香りはとても控えめなので黒井的には大丈夫。

スエードオリス オードトワレ

ぐっとむせるような革とオリスのパウダリックで高級なフローラル香。
革も艶々で磨かれたレザーより、問屋にあるような埃っぽい(?)素材のような感じなのに、お嬢様ぽいアヤメの香りのギャップがこれまた素敵で、個人的にはナチュラルでワイルドな香りだなーと。
まあもちろん公式HPとは解釈違いで、センシュアルでモダンな香りって書いてありました。
なんかことごとく感性が合わないな…面白い…

フローラ ルミナーレ オードトワレ

すごいキラキラっとした名前!香りもすごくキラキラしてました!
ヘアスプレーとかにあっても良いような、フェミニンなフローラルブーケ。ほのかに甘い花の香り…ティアレフラワーだそうな。ハワイに行くと首かけてもらえるレイの、あの白い花らしい。それにジャスミンとローズの香りがちゃんとあります。女性の好きな香りを詰め込んだような、華やかだけど、豪奢すぎなくてナチュラルな女性に似合いそうな香りだなーと思いました。

ロシアンレザー オードトワレ

むせかるような革の香り。BBQのようなスモーキーで炭のような香り。上記のきらきら☆フェミニンと真逆で、高級車だ!キャンプだ!ワイルドぉ!を全力でいく香り。すごいメンズぽいと思った。
この香りは、若い子には本当に渋すぎる…ナイスなミドルにつけてもらいたい。
今流行りのKーPOP風や米津系のサブカル男子がつけてたら「お?焼肉行ってきたんか?」と言いたくなるようなスモーキーさよ。
ぜひレザージャケットと共に。

ネオンアンバー オードトワレ

ネオンとアンバーってなんぞや?
黒井的にはアンバー、と、瓜ぽい香りを感じました。
モルトンブラウンのアンバーはそこまでこっくりとした甘い樹脂の香りじゃなくて、サラリとしたバニラに近いぽいですね。
そしてもちろん瓜は入ってなくて、おそらくシダーリーフやらバイオレットリーフやらと勘違いしてるようです。鼻がバカすぎてすまん。



一旦ここまで。

モルトンブラウンは、イギリスブランドらしく、透明感があって軽い香りが多いな、という印象でした。
最初試してみたときは、複雑な香りはあまりないかなーと思っていたのですが、予想とことごとく違う香料が入っていて頭ん中「?????」がいっぱい。
あと公式HPと自分の解釈違いが凄すぎて感性がフィットしてないのをバシバシ感じた。
勝手に親近感持ってて実は全然違いましたっていう恥ずかしいパターンですね。なぜだ…なぜなんだ…モルトンブラウン…いつか攻略できますように…!