手っ取り早く目を大きく見せたいなら、まつげにボリュームを持たせるのが1番楽ですよね。
昨今はマツエクブームで、自まつげに直接毛を貼り付ける手法が流行ってますが、
顔に直接シャワーを当てちゃダメとか、オイルフリーのクレンジングを使わなきゃならないとか、横向きに寝ちゃだめとか…その手入れの煩雑さを考えると、マツエクって結構めんどくさいなーと思ってます。すっぴんでも華やかな顔になれるとか、朝のメイク時間が短くなるとか利点は沢山あるんですけど。
そういうのひっくるめても、つけまつげ派って一定数いると思います。
確かに装着時の違和感とか、オフ時に目の際のノリをはがす労力とか、つけまつげ自体の管理とか、面倒なことは山ほどありますが…
毎日違うデザインを選べたり、がーっと顔を洗えるし、ガサツな私は断然つけまつげ派です笑
でもいざ、つけまつげを買おう!と思って売り場に行くと、その種類の多さに困ってしまいますよね。
なにがそんなに種類を増やすのか…。
今回はパーソナルデザイン別に、似合うデザインを考察してみたいと思います。
購入の際のヒントになれば嬉しいです。
まずつけまつげのデザインのポイントは以下になります。
①毛の長さ→長い・普通
②毛の多さ(密度)→多い・普通
③ボリュームの位置→黒目上・目尻側
④毛流れ→クロス・ストレート
⑤芯の色→黒・茶色・透明
つけまつげはこの組み合わせでデザインが決まるみたいです。
この内の④毛流れなんですが、今ならクロスタイプが主流じゃないでしょうか。ストレートは一昔前のギャルがつけているイメージなんですよね…。今時じゃないので、選ぶならクロスタイプがいいと思います。
じゃあパーソナルデザイン別に分類しようか!…と言いたいところですが、つけまつげを選ぶ際にはPD云々以前に、自分の目の形を把握しておく必要がありそうですね。
すっとした切れ長の目には、毛にボリュームを持たせるよりも毛が長めのモノを選ぶと馴染みやすいです。逆に丸目のコロンとしたした目には毛にボリュームがあるモノの方が馴染みやすい。
これは例えば「私は切れ長の目をぱっちり丸くさせたいんだ!」という場合でも同様です。
ぱっちり見せたいならまつげの角度を変えればいいです。伏せ目気味につけるとアンニュイなセクシーな感じになりますし、逆ならキュートな感じになります。角度をつけすぎると、お主…山姥か…?みたいになるので注意して装着してみてください笑
要は、同じつけまつげでも角度で印象が変わるんですよね。
目の形だけじゃなくて位置も重要です。
目が離れている人は目尻側にボリュームがあるものを選ぶと、より目が離れて間延びして見えるのでおすすめしません。黒目上にボリュームがあるものを選ぶと良いと思います。
逆に、目が寄っている人は目尻側にボリュームを持たせるとバランスがとれます!
あと、目が顔のパーツ的に上の方についている…いわゆる上心顔が気になるならつけまつげは伏せ目気味に装着して、さらに下まつげをつけると緩和されます。下まつげにロングタイプのマスカラ塗ってもいいですね。
下心顔が気になるなら逆に角度をつけて装着してみるといいと思います。
PD以前に自分の顔立ちってものがありますからね。あくまでもPDは似合う「印象」を決めるもの。自分の目に合い、さらに似合う雰囲気を意識して選べば失敗はないはずです…つけまつげは消耗品だしそんなに安くないし慎重に選びたいものです。
では先程述べたことを前提にパーソナルデザイン別に考えていきます。
ファッショナブル
派手にゴージャスにをイメージに。
最終的に、「長くて毛量がある上向きまつげ」を目指します。
軸の色も透明より黒や茶色の方が、アイライン効果がでますので目力がでて、より似合うと思います。
そもそもファッショナブルさんは目力がありはっきりとした顔立ちの人が多いのでばさばさにしても違和感ないはずです。
自まつげが、毛量があるor毛が長いのどちらかの要素を持っているはずなので、自分の持っている要素と反対のデザインを選ぶと目力がアップされます。もともと毛が長いならボリュームタイプを選ぶとか。
装着角度も上向き、または思い切り伏せ目気味に、どちらかに振り切ってください。
派手すぎるのはちょっと…という方は伏せ目気味がおすすめです。
ナチュラル
このタイプはつけまつげって苦手だと思うんですよね。オカマぽくなるとかラクダみたいになるって人が多い気がします。
自然体が似合うタイプなので仕方ない。
派手なデザインをつけるとそれこそジュリアナっぽくなってしまうので、パッケージに「ナチュラル」とか「お仕事向け」と書いてあるものだと安心ですね。軸の色も茶色か透明を選ぶと馴染みやすいです。装着角度も上向きになりすぎないように、自まつげに沿わせるようにつけると失敗しないです。
自まつげをちょっと豪華にアッブグレードするイメージ。毛が柔らかそうなモノを選ぶといいですね。
グレース
かっちり正統派が似合うタイプ。
目指すは「毛が長くて影ができちゃう」ような大人っぽさ。
ロングタイプを伏せ気味に装着すると素敵です。軸の色は黒でも茶色でも透明でも。アイライン効果を狙うなら黒がいいと思います。
上から光を浴びると、下まぶたにまつげの影がうっすら浮かんで「あれこの人まつげ長くない??」ってなる感じがイメージに合いますね。毛流れは断然クロスタイプがいいよ!と先程言ったのですが、グレースさんならストレートタイプもケバケバしくならずにこなせそうですね。
切れ長さんが多いイメージですが丸目さんの場合は伏せ目しすぎると違和感がでるので床と平行くらいの角度を意識するといいと思います。
ロマンス
「カール強めのふさふさまつげ」を目指すといいと思います。グレースさんが毛の長さ重視ならロマンスさんは毛量重視。装着角度も上向き下向き云々よりも、そもそものつけまつげにどれくらいカーブがついているかを気にしたほうがいいと思います。あ、でもあんまりぱっちり気味につけると可愛くなりすぎちゃって痛々しい感じになるのて気をつけてください。大人っぽさは忘れないように、ロマンスタイプのイメージは妖艶なお姉様ですからね。
あんまりロマンスを全面に出したくないなら、カール強めだけど毛量抑えめを選ぶといいと思います。ちょっとあっさり見えます。
フェミニン
女性らしい清楚なタイプ。
「毛量も毛の長さもそこそこだけど、ふんわり優しそう」な目を目指します。
そこそこ、というのはこのタイプはやりすぎるとくどく見えるんですよね。でも女性に人気なタイプなので人気のつけまつげは大体フェミニンさんに似合うはずです。
毛も柔らかそうにみえるものがいいと思います。
軸の色も茶色か透明を選ぶと強くなりすぎずに見えます。
装着角度は自然にみえる範囲で自分の目が一番大きく見える角度でつけるといいと思います。
ガーリッシュ
キュートタイプの中の一つ、女の子らしいものが似合うタイプです。
「毛量多め、毛の長さもそこそこでカール強め」なつけまつげがいいと思います。
パッケージに「キュート」「姫」とか書いてあると安心ですね。
恐らくガーリッシュさんが一番つけまつげが似合うのではないでしょうか。
ちょっとやりすぎなくらい派手なものでも大丈夫そうです。下まつげもボリュームタイプのマスカラとかで強調しても似合いますよ。
装着はなるべく上向きでぱっちりさせてください。
ボーイッシュ
ナチュラルタイプの小型版ともいうべきタイプなので、ばさばさつけまつげは似合わないタイプです。「毛量そこそこ毛は長めでナチュラルな印象」のつけまつげを選んでみてください。パッケージにナチュラルと書いてあるものの中から一番派手な印象のものを選べば間違いないです。
ナチュラルだけどカールはちょっと強め、みたいなデザインだとキュート感が出て良いと思います。軸の色は茶色から透明のものを選ぶと馴染みやすいと思います。
装着角度はガーリッシュさんほど上向きにつけると可愛すぎてしまうので注意です。でも伏せ目気味にしすぎると大人っぽくなりすぎて物足りない印象になってしまいます…。
ボーイッシュさんは大人と子ども、女の子と女性のあいだくらいのアンバランスさが売りなので難しいですね。
アバンギャルド
ファッショナブルの小型版ともいうべきタイプなので、派手なデザインが似合うタイプ。でもファッショナブルさんほど派手なまつげは負けてしまうので、売られている中で派手なものから2−3番目くらいのデザインを選ぶと良いと思います。
装着角度も上向き、または伏せ目に、どちらかに振り切ってください。
基本的にファッショナブルさんと選び方は一緒です。
こんな感じでしょうか。
つけまつげは自分の目とのバランスがあるので、この商品が絶対おすすめだよ!て言えないので難しいですね。
でも今回の記事が少しでも参考になってくれれば嬉しいですー!
まつげデザインは別につけまつげだけのお話じゃないので、可能ならビューラーとマスカラでも再現できます。ある程度の自まつげがないと駄目なんですけれどね笑
私も「朝、まつげ着ける時間がない!もういいやマスカラでー!」ってこともあるんですけれど上記のロジックを抑えてメイクすれば、まあまあ決まります。
つけまつげ派じゃない方も是非お試しあれ。
読んでくださってありがとうございました☆