先日行った伊勢丹の香水の祭典で紹介してもらった、日本初上陸のフレグランスブランドです。
プロヴァンスにインスピレーションを得て作られた作品らしく、柑橘系の爽やかな香りがベースとして作られていました。
お店の人曰く、自分のためにリラックスしたい時につけると良いらしいです。
全6種類。商品名もチャーミングで凝りすぎてなくて素敵です!
では備忘録として、パンフレットを見ながら覚えている範囲でレビューしていきたいと思います。
エクラタン<輝き>
香調:トニックシトラス
トップは弾けるようなレモンの鮮烈な香りがして、バジルやシダーウッドの深いウッディ系に移り変わります。柑橘系なのに苦みは少なめで、ラストは石鹸のような清潔感のある香りになります。この中では甘さが一番控えめです。
エスピエーグル<悪戯っ子>
香調:ジューシィウォーム
これはトップが一番素敵。オレンジの甘い香りが爽やかにぱっと弾けて元気になれる香りです。気分を変えたいときとかに良さそう。ウォームと書いてありますけど、温かみはそんなに感じず、でもシーブリーズのような清涼感はないので、本当、1年中つかえそうな香り。柑橘系なのに持ちが良いらしく、3−5時間くらいは大丈夫だそうです。
アンジェニュー<純粋>
香調:フローラル
ヴァイオレットリーフやスミレ。イリスが入っているそうです。6種類の中ではパウダリーな感じはしますが、そこまでスミレ感を感じないですね。やっぱりベースのおかげだと思います。重くなりがちなイリスの上品さ、落ち着きさだけを抽出して柑橘系に落とし込んだ感じ。うーん、すごい。
エキスキーズ<甘美>
香調:フルーティウッディ
イチジクの香りといいますが、そんなに感じない…気がする…。
これはあんまり印象に残ってなくて、ただただベースの石鹸のような香りしか思い出せません、ごめんなさい!パンフレットにはフィグ、ブラックカラント、ダバナエッセンス、シダーウッド、バニラなど書いてありました。
アンソリット<不思議>
香調:アロマティックウッディ
不思議、と名がつく通り、掴み所のない不思議な香りです。柑橘系のベースにラベンダーとトンカビーンのアロマティックで優しい甘い香りが乗っていて、爽やかなのか華やかなのか微妙なラインです笑
ラベンダーといえばアロマやポプリの定番で、独特な花の香りと干し草のような渋く深い香りが混じったような香りを想像してしまいますが、こちらはもっとライトで、華やかな花の香りだけを抽出した感じ。重なっているバニラもくどくなくて、さらりとしています。
アンスシアン<気楽>
香調:フルーティローズ
薔薇というよりも、パンフレットにあるようなピンクシャンパンのような明るい香りがします。この中で一番女性らしい香りだと感じました。バニラやアンバーのようなしっかりとした甘さじゃなくて、花の蜜のような、でもくどくないので、やっぱりシャンパンなんでしょうね。トップはオレンジの甘さにペッパーの刺激があって、華やかなシャンパンのようなローズ、最後はベースの清潔感のある香り。
以上です。
とにかく爽やかで、軽く、まるで自分によりそってくれるような等身大の香りです。
自分をより魅力的に見せる目的じゃなくて、ちょっと疲れたなーって時に使うと元気になれそうですね。
華やかだけど、華やかすぎない地についた香り、でも俗っぽすぎない…みたいな。
香水ってきつくて苦手だわーって人にオススメです。日本人好みかもしれないですね。
伊勢丹で取り扱っているそうですので、ぜひお試しください!
ありがとうございました。