パーソナルデザイン(=PD)とは顔だちや雰囲気を8種類に分けることにより、似合うものを提案するファッションツールです。
PDについてより詳しいお話は他のブログに多くあるので割愛させてください。
今回は、8種類を3グループに分類しなおすことで、よりPDへの理解を深めたいと思います。
以下の3グループに分けます。
①大人タイプ
ファッショナブル・ナチュラル・フェミニン
②子どもタイプ
アバンギャルド・ボーイッシュ・ガーリッシュ
③独立タイプ
ロマンス・グレース
まず①と②の関係性。
この2グループは、サイズ感で分類します。
①のファッショナブルの小型版は②のアバンギャルド。
①のナチュラルの小型版は②のボーイッシュ。
①のフェミニンの小型版は②のガーリッシュ。
ファッショナブルは派手でインパクトがあり、毛皮のロングコートなどが似合うタイプです。
アバンギャルドも派手でインパクトが似合うが、ファッショナブルと違うのはその見た目のコンパクトさ。
(これは実際の身長の高さ低さではなく、あくまでも見た目の話です)
コンパクトな分、大きすぎる柄や大胆すぎるコントラストには負けやすい。
なのでアバンギャルドが、ファッショナブルの似合うような毛皮のロングコートを着ようものなら、まるで熊に喰われた人みたいに見えてしまいます。
派手にインパクトを意識するという方向性は同じですが、もう少しミニマムにシンプルにすることが大事になるということです。
ボーイッシュはナチュラルの小型版。
ナチュラルは洗いざらしのざっくりとしたシャツをマニッシュに羽織るのがお得意で、PDの内、一番シンプルな装いが似合います。
ボーイッシュはそれよりも、もうすこし幼く。
異性らしくという方向性は同じですが、丈は短くとるなど、いわゆる少年らしく見えるようにします。
ガーリッシュはフェミニンの小型版。
フェミニンは、いわゆる女子アナコーデのこと。女性らしくたおやかなイメージ。
ガーリッシュはもう少し幼く…というよりも「子どもらしく」、盛る感じでしょうか。
女らしくという方向性は同じですが、ガーリッシュはフリルを多めにしたり、花柄を多用したりするなど、女の子らしさを意識します。
つまり②は①を幼くミニマムにするタイプということですね。
③グループはサイズ感では分類できない、違う個性をもっているグループ。
ロマンスとグレースは、線で分類されます。
ロマンスは曲線を体現したタイプ。
体のラインや顔立ちが丸みを帯びていて、それを最大限に強調したほうが良いタイプ。
フェミニンとは女らしさという点で似ているが、そもそもの女性像が違う。
フェミニンは清楚、ロマンスは妖艶。対極にあるイメージです。
対するグレースは直線を体現したタイプ。
体のラインや顔だちに直線的な部分を多くを持っていて、それを強調すると映えるタイプです。
シンプルが得意な点はナチュラルと同じですが、似て非なるシンプルさ。
ナチュラルはカジュアル、グレースはフォーマルが得意です。
自分のタイプがわかれば、例え違うタイプの装いが好みでも、それに無理なく寄せることができるようになります。
なぜなら、最低限のポイントさえ押さえておけばよいのですから。
それと服を選ぶ際に、迷いにくくなりますので時間短縮になりますよ。
自分がどのタイプか、知っておいて損はないと思います。