イスタンブール初、唯一のニッチフレグランスブランドだそうで。
イスタンブールというとトルコ、交易の要で輸入品が飛び交う商人の街ですよね。
そんな国に高級フレグランスブランドが誕生してなかったとは驚き。
上質な香料が手に入りやすそうですよね。
賦香率30%超、が売りだそうで。
さすが中東ですね、めっちゃ濃厚そう。
警戒しつつレビューしてみます。
ウーロンチャ
めちゃくちゃ烏龍茶すぎる。
なんか特にレビューする必要はないレベルで、烏龍茶。
ハンドレッド サイレント ウェイズ
とてもベタッとして甘く、プラダのキャンディを思い出しました。
いわれれば、遠くの方にホワイトフローラルな香りがするようなしないような。
でもやっぱりプラダのキャンディに近い。
ビーロクイチニ
精錬で静かな、透明感のあるややハイトーンな香り。
パチョリ、サンダルウッド、オークモス。
こう、着ければムスクが強まるのでもっと肌に密着すると思います。
ニッチフレグランスあるあるな、抽象的だけどなんとなくいい匂いです。
だからこそ、個人的にはもうちょっとドラマ性やコンセプトが欲しくなる。
ハジワット
トルコの伝統的な人形劇に登場する主人公の相棒をイメージした香り。
主人公じゃないのですね 笑
南国系のフルーツ、パイナップルのジューシーでハッピーな香りに、ジャスミンの異国情緒なホワイトフラワーの香りがあわさって、
賑やかで楽しさもありつつもセンシュアルでちょっと色っぽい匂い。
これは結構面白い。
アニ
バニラ、サンダルウッド、ムスクと、組み合わせはほっこり系なはずなのに、
それ以上に何かむせ返るような濃さ、埃っぽさを感じる。
ちょっと吸い込みすぎると肺が痛い。
ウードかな、アンバーグリスかな、なんだろう。
古代都市アニという亡都をイメージしてるのそうです。
エーゲ海
バイオレットリーフ、バジル、どーん!で、
バックに爽やかなミント。
爽やかさ満載だけど、
意外性がある香りじゃないかな。
ナンシェ
みずみずしいフルーティフローラル系ですけれど、
これもニッチフレグランスあるあるで、なんとなく良い香り。
ヴェイン アンド ナイーブ
星の王子様に出てくるバラをオマージュした香り。
題材が良すぎるから期待値が高くなりすぎたかも。
甘酸っぱいベリーの香りをウッディのナチュラルな香りが包み込むような包容力のある匂い。トップの方はシロップのようなベタベタ感もあるので着地は面白いなーと思いました。
重めなような濃厚なような不思議なトーンの匂いですが、期待が高かっただけにちょっと…て感じです。