こんにちは、黒井です。
ずっと気になっていた香りを試せたのでレビューします！
SNSで少し話題になっていた、「図書館をイメージした香り」、
メゾンマルジェラのウィスパーインザライブラリーと、
バイレードのビブリオテークです。
どちらも図書館とか古書にインスパイアされているらしく、
メゾンマルジェラは「オックスフォードの歴史ある図書館」とあり、ググるとボドリアン図書館というところがでてきまして、ハリーポッターのロケ地だそうな。
なるほど、日本人でも想像できる古い外国の図書館って感じなんですね。ハリポタの禁書がある本棚のシーンはドキドキしました。画面が暗くてよくわかんなかったのですが結構広そうですねー
そしてバイレードは特に記載はないのですが、「図書館に入ったときの実世界から切り離された時間の浮遊感を表現した」とあり、どうやら概念ぽい図書館。でもビブリオテークがフランス語ということからフランスの図書館を調べましたら、フランス国立図書館が出てきてめっちゃ綺麗でした。行ってみたい。
図書館って見比べるとあんまり変わんないかも。
じゃあ本題のレビューです。
メゾンマルジェラのウィスパーインザライブラリー。
想像以上に甘い香りがします…！
本の香りというとホコリっぽいというか、香料でいうとフランキンセンスみたいな古めかしいのをイメージしていたので、めっさ甘い香りでびっくりした。香調はウッディバニラとあったので、まあバニラの香りなんでしょう。バニラだけどお菓子というより、「木」の香りです。あと香水ショップの香りがする。メゾンフレグランスあるあるな上質な香料だけしか使ってないような香りがする。
だけど少し単調というか、香りに厚みがないというか、もうちょっと何か欲しい…物足りない感じ。
ネットを見ると、重ね付けしてもOKとあったので、なるほどシンプルな香りなんですね。ジョーマローン的なやつです。
次はバイレードのビブリオテーク。
メゾンマルジェラと比べると、こっちのほうが甘くない。もっとパウダリックなお花の香りが強くて、あとラストにいくにつれざらっとした乾いた香りがします。花はバイオレット、ラストはレザーだそうな。あとやっぱりバニラが入ってる。なぜだ。海外の図書館は甘い香りがするのか。
そしてこちらはウィスパーインザライブラリーと違って1本で完成されている気がします。あと前者とはまた違う感じの香水ぽい香りがする笑。ノートみると多分ピーチだと思うのですが、香水に入ってるピーチって我々が食用している、柔らかくてほんのり甘くて水々しい感じじゃなくて、熟成されたような芳醇で濃厚な香りだよね…それが少し苦手…
ということで、
どちらにも共通しているのは、バニラの甘さとパウダリックでウッディな温かみでほっこりする香りだということ。バニラウッディという分類で似た感じです。
自分で重ね付けたい人、ライトでシンプルな香りが好きな人にはメゾンマルジェラのウィスパーインザライブラリーを、
香りに深みや厚みを求めている人やお花の香りが好きな人はビブリオテークをオススメします！
まあ、なによりイメージがいいわ。図書館とか本とかって非常にヲタク心をくすぐるシチュエーション。本棚の間に物憂げにたって風に髪をなびかせながら振り向く美少女をイメージしてしまったけど、完全に図書館に引っ張られてる笑
冷静に考えるとバニラウッディだから美少女じゃなくても着けていいし、逆に優しげで落ち着いた大人の女性のほうが似合うかと。
気になる方はぜひ試してみてください！
それではー
