黒井の備忘録

黒井のための備忘録。ファッション・コスメ・香水・料理・ぬいぐるみなど。

コンポストを導入したけど辞めた話。ボカシコンポスト/リブウェル

ずっと気になっていた家庭用コンポストを導入してみました。

数年前から地味に気になっていたコンポスト
「環境に配慮して」「サスティナブル」みたいな言葉は正直どうでもよくて、個人的に気になっている家庭の生ゴミ問題を解決できれば嬉しいと思ってます。

黒井的に生ゴミで一番気になっているのは、
ズバリ、「虫」!!!

ちょうど春先から夏にかけて!
人間が過ごしやすい暖かい気候って、
虫にも過ごしやすいんでしょうね。

めちゃくちゃ虫がいませんか…!

本当、ちょっと油断するだけで虫がね。
いわゆるハエですよ。
もう…本当にいやです。
いままでは1プッシュ、シュッとするだけで撃退できる殺虫剤に非常にお世話になりましたが
そもそも奴らとの遭遇を減らしたく、意を決して導入したのが屋内で使えるコンポストです。

こちら▼



生ゴミにボカシ(生ゴミ分解を促進させる粉)をまぶして一定時間放置すると、まあ不思議。
生ゴミが堆肥になるそうですよ。

まずは導入にあたって、おそらくみなさんが気になっている問題について。

臭い

臭いについては、
蓋を閉めている間は全くしません。
きちんと密閉されていますし、
下についている蛇口部分からも臭いはしませんでした。

でも困ったことに、
開けると臭いがします。
でも生ゴミ臭ではないんです。

独特の発酵臭!

最初は失敗したかな?腐ったのかな?と思ったのですが、
家族いわく、「柿渋液」の臭いに似てるそうなので成功しているらしい。
発酵してるとのこと。

この臭いが平気な人なら良いですが、
私は厳しかった。

手入れ

これは思ったよりも大丈夫でした!
基本、料理は土日にまとめて作り置きするタイプなので、
大量に生ゴミが出た日にまとめてできました。
生ゴミ投入して、
粉をぱっぱとかけて、
袋をかぶせて、
蓋を閉める。

あまり大きなゴミは分解されにくいそうなので、小さく切る手間はありましたが、
そこまで苦じゃなかった。

また少量の生ゴミでしたら、
適当な100均の容器にまとめといて、
冷蔵庫にINしといて、
貯まったら処理でも問題なさそうでした。

EM液肥

1週間に1回くらい蛇口から出せる液体。
これは液肥として植物に使えたり、
排水口に流せば綺麗になるそうな。
液は相変わらず柿渋液の臭いがします。
正直効果はわからずでしたが、
もし植物に使うなら根本付近に使ってくださいね。葉っぱにつくとダメージがきました。

堆肥化

溜めた生ゴミコンポストの中で1ヶ月ほど放置した後、
さらに土の中に埋めておくと良質な堆肥になるらしい。
家の裏にスペースをつくって、
中身と雑草と土を混ぜ込み、放置してみました。
とてつもない渋柿臭でめげそうだったんですけど、
夏場はすぐに臭いも消えたので上手くいってるぽかった。
冬場は2週間くらいしても臭いがするので気温は大事みたい。時間がかかるぽいですね。
さらに1ヶ月くらい放置したら、腐葉土のようになったので、うまくいったっぽい。
できた堆肥は庭に撒きました。
正直、別に化学肥料を使っているので効果はわからず。
ただ、箱の関係上2-3ヶ月に1回は堆肥ができてしまうので、
我が家の狭い庭だと処理先が困りますね

生ゴミの量と虫

これは劇的に少なくなりました!
1週間で45Lを2回だしていたのですが、
それが30Lで済むようになりました。
ちなみにこのゴミ箱には生ゴミ以外の生活ゴミも入ってます。
虫、コバエも前年よりずっと減りましたね。



ということで、いろいろと問題はありました。
生ゴミの処理方法として悪くないかな?と思っていたのですが、
結論として、
我が家のコンポストは処分されました…

処分理由としては以下。
・やっぱり柿渋液の臭いがきつい
・堆肥の処理先がない

柿渋液はやっぱり無理かも…
平気な人は平気なんでしょうけど、
私はかなり厳しかった。

それと堆肥の処理スペースは裏庭に確保したのですが、
冬場なんかは堆肥化するよりも生ゴミのほうが早くできてしまいどうしたものかと。
まあ冬は虫も発生しないので普通に捨てていいかな、とも思ったのですが、
やっぱり虫が発生するのが怖いです。

ということで、1年くらい使って処分することに決めました。
ゴミが物理的に減ったのは良かったんですけどねー。

じゃあ結局生ゴミの処理はどうするか?という点は、それは次の記事で。