いろんな豆を手鍋でシャカシャカしては飲んでみて、
どうもしっくりくる味がありません…
わたし、珈琲好きじゃないのかも…?
と自信が失いかけましたが、
まだまだ諦めない。
ブレンドをして
好みの味に近づけることにしました!
珈琲マニアからすれば
「ブレンドなんて邪道」
「品質の悪さをごまかしてる」
などなどあまり良い評判はありませんが…
単一の豆では好みドンピシャに当たるまで数年かかる気がしてなりません。
理想は、
ストレートでもミルクでも美味しく飲めて、
苦すぎず、酸味も少なく、
甘くコクが強い珈琲です。
求めすぎか?
でも頑張る。
ブレンドの方法
まずはYouTubeなどからブレンドの基本を確認。
ベースの豆を決めてから、
アクセントの豆を決める。
ブレンドは2-3種類に絞れば、豆の個性も殺さず美味しくなる秘訣らしい。
ということで手持ちの豆を確認。
一番好きなのはマンダリンかモカシダモになります。
マンダリンは甘さもコクもあって好きだけど苦すぎる。
モカシダモは香りは好きだけど酸味がありすぎる。
この2つからブレンドしていこうと思います。
ひたすら試していく
パターン➀
マンダリン:モカシダモ=1:1
マンダリンはフルシティロースト。
モカシダモはシティロースト。
どちらも好きなので半々でブレンドしてみた。
飲んでるみると、
結構酸味がある!
モカシダモの華やかさは好きなんですけど、
酸味は嫌なんですよねー。
マンダリンの甘さは相変わらず美味しい。
パターン②〜➃
マンダリン:モカシダモ=2:1
マンダリン:モカシダモ=3:1
マンダリン:モカシダモ=4:1
焙煎度は➀と一緒。
シダモ率を下げれば酸味が下がるはずなのでは。
なのに酸味は変わらずで苦味が増すばかり。
どうすればいいんだ。
焙煎度を変えてみよう。
パターン⑤
マンダリン:モカシダモ=1:1
マンダリンはフレンチロースト。
モカシダモはフルシティロースト。
どちらも焙煎度を1段階上げてみた。
飲んでみたら、にっがい!笑
でも酸味は抑えられてる!
しかしながら香りの華やかさは薄まってしまった。
ミルクを入れても負けないのでコクが強い。
マンダリンのフレンチローストはコクも甘みも強くなって良い。
初めてのフレンチローストだったんだけど、
ものすごい煙がでて焦った。
換気扇をフル稼働して、寒いのに窓を全開です。
マンダリンはベース候補になりました。
このフレンチローストの甘さは入れたいです。
パターン➅
マンダリン:モカシダモ=1:1
マンダリンはフレンチロースト。
モカシダモはシティロースト。
⑤が苦すぎずたのでモカシダモの焙煎度を低くしました。
マンダリンはそのまま。
うーーーん、やはり酸味がでてくる。
モカシダモのシティローストの酸味は本当に苦手かもしれないなあ。
でもフルシティローストにすると香りが薄まってしまうし…悩み。
パターン➆
エルサルバドル:モカシダモ=1:1
エルサルバドルはシティロースト
モカシダモはシティロースト
マンダリンから浮気してみた、エルサルバドル。
エルサルバドルの奥の方にあるはちみつのような香りが気になるんです。
酸味はあるけども、
想像以上にエルサルバドルが地味…
何でしょう、無印良品のような素朴な地味さというか。
シダモの華やかさに完全に負けてる感じ?
The 珈琲 みたいなベースの味に、酸味が突き刺さる感じ。
うまくいかないなあ…
パターン⑧
エルサルバドル:マンダリン=1:1
エルサルバドルはシティロースト
マンダリンはフルシティロースト
マンダリンに戻ってきて、
シダモをエルサルバドルにチェンジ。
エルサルバドルとの相性を知りたかったので、
焙煎度は一緒にした。
飲んでみると、地味になったマンダリンみたいな…
エルサルバドルのはちみつ香は全然でてこず、
素朴な味になっただけで、どちらの個性も消えてしまった。
パターン⑨
エルサルバドル:マンダリン=1:1
エルサルバドルはシティロースト
マンダリンはフレンチロースト
マンダリンの一番好きな焙煎度で再挑戦。
にっっがい!!!
香りとか全部消えたし、
ただただ苦いです。
ミルクをいれても苦いのはなぜなの。
マンダリンのコクや甘さがミルクの鍵じゃないのか。
やはりシダモの華やかさがないと駄目なのか。
ということでマンダリンとモカシダモはブレンドに入れることは決定しました。
あとは酸味を抑えつつ華やかさをだせばいい。
難しいな。
パターン⑩
エルサルバドル:モカマタリ=1:1
エルサルバドルはシティロースト
モカマタリはシティロースト
エルサルバドルのはちみつ香が捨てきれない。
シダモにかわり、
ニューフェイスのモカマタリ。
これも独特な華やかな香りがして好きかも。
(どうやらワイン香というらしい)
エルサルバドルと混ぜてみたら、
うん、香りは生きるけど、苦みが強い…
モカマタリが苦いのか?エルサルバドルが苦いのか?わからん…
パターン⑪
エルサルバドル:モカマタリ=1:2
エルサルバドルはシティロースト
モカマタリはシティロースト
モカマタリの配合をアップ。
昨日のブレンドよりも苦味が増したので、
モカマタリが苦味の原因なのではないか。
マタリの香りもアップ。
にしても酸味はちょっと気になるなあ…
華やかな香りと酸味は切っても切れない関係なのかもしれない。
そしてエルサルバドルのはちみつ香が上手く引き出せないので、
一旦今回のブレンド候補からは外すことにしました。
パターン⑫
マンダリン:モカマタリ=1:1
マンダリンはフルシティロースト
モカマタリはシティロースト
マンダリンよ焙煎度をフレンチローストからフルシティローストに下げて、
マンダリンとモカマタリの相性を確認する。
飲んでみると、結構いい感じー!
苦味はあるし、酸味も強いけど、
香りは理想に近づいたかも。
マンダリンをフルシティローストにしたのはモカマタリが苦かったからだけど、
やはりフルシティで留めておいたほうがいいのかしら…?
パターン⑬
マンダリン:モカシダモ:モカマタリ=2:1:1
マンダリンはフルシティロースト
モカシダモはシティロースト
モカマタリはシティロースト
⑪にシダモを追加してみた。
さらに華やかさをアップしたかった。
意気込んで飲んでみたら、酸味が強い…!
程よい酸味になるはずだったのに突き抜けるような酸味になってしまった。
パターン⑭
マンダリン:モカシダモ:モカマタリ=4:1:1
マンダリンはフルシティロースト
モカシダモはシティロースト
モカマタリはシティロースト
酸味を抑えるためにマンダリン比率をあげてみた。
飲んでみると、
うーーーん、酸味が残る……
そういえばこのパターンは②〜➃でも経験したが、
モカの酸味は比率を抑えてどうにかなるものじゃないんだ。
焙煎度で調整しなきゃ駄目なんだ。
モカシダモとモカマタリの焙煎度をアップしなくちゃ。
手鍋でシャカシャカします。
パターン⑮
マンダリン:モカシダモ:モカマタリ=2:1:1
マンダリンはフルシティロースト
モカシダモはフルシティロースト
モカマタリはフルシティロースト
一旦全部をフルシティローストでブレンドしてみた。
飲んでみると苦い!苦すぎる!
焦げた味がするしなんか濃厚。
しかも香りも何もなくなってしまって、
のっぺりとした平坦な味になってしまった。
なぜだ。
ネットで調べると、
焙煎度が違う豆を混ぜると奥行きがでるらしい。
2種類混ぜるなら同じ焙煎度でもそこまで気にならないけど、
3種類混ぜるとなるとばいの違いは重要なのかもしれない。
パターン⑯
マンダリン:モカシダモ:モカマタリ=2:1:1
マンダリンはフルシティロースト
モカシダモはフルシティロースト
モカマタリはシティロースト
モカマタリの焙煎度を低くしてみた。
華やかな香りを出してみたかったんだが、
酸味は強くなり、
やはり香りは消えたまま。
マタリはフルシティのほうがいいのか?
でも苦味が強くなるんだよなあ…
そしてシダモはシティローストが香りの最高潮なのかもしれない。
シダモの焙煎度はシティロースト決まりかも。
パターン⑰
マンダリン:モカシダモ:モカマタリ=2:1:1
マンダリンはフルシティロースト
モカシダモはシティロースト
モカマタリはフルシティロースト
モカマタリの焙煎度をフルシティに戻して、
モカシダモの焙煎度をシティに低くした。
これで香りの違いを確かめられるはず。
飲んでみると、
なんだこれ。とてもいい感じ!
狙い通りシダモの華やかな香りがするし、
マタリの香りもするし、香りは◎。
そして苦味が抑えめになった。
なぜなんだ!?
マタリは苦い豆だと思ってたので、
フルシティを入れると苦くなるという予想が外れていく。
でも美味しいからOK。
あともう少し甘さがあれば…
ミルクをいれると薄くなってしまうので、もうちょっとコクがほしい。
パターン⑱
マンダリン:モカシダモ:モカマタリ=2:1:1
マンダリンはフレンチロースト
モカシダモはシティロースト
モカマタリはフルシティロースト
マンダリンの焙煎度をアップして、フレンチローストに。
甘さとコクがMAXになる焙煎度だと思ってる。
!!!!!!!
めっっっちゃ美味しい!!!!
甘さもあって、コクもあって、苦いけど苦すぎず、酸味も抑えめで、
え、え、これが、私の理想なのではーーー!!??
ミルクをいれてみても負けずにしっかりと味がしてまるで喫茶店のような。
やばばば。
完成
ということで完成しました!
マンダリン:モカシダモ:モカマタリ=2:1:1
マンダリンはフレンチロースト
モカシダモはシティロースト
モカマタリはフルシティロースト
これです。
これが黒井の理想ブレンドです。
名付けるなら「黒井のさいきょうのこーひー」
ChatGPTさんに聞いてみたら
割と王道のようなモカブレンドらしい。
なんだよ。
でも王道ということはみんな好きってことだよね。
ちなみに出来上がるまでに2ヶ月くらいかかりました。
焙煎しまくって毎日少しずつ飲んで消費して。
珈琲屋さんってすごい。
そして大変なのが、
焙煎度が違う豆を3種類ブレンドするので、
手鍋シャカシャカが普通に労働です。
でも美味しい珈琲のために頑張ってシャカシャカします。