こんにちは、黒井です。
ラ ボタニック コレクション!
ラルチザンはボトルデザインリニューアルしてしまってションボリしていたのですがこちらのシリーズのデザイン良すぎないですか…!
公式HPに特設サイトが出来てたので、ぜひみてみてください。
L'ARTISAN PARFUMEUR - LA BOTANIQUElatelierdesparfums.jp
ボトルに書いてある数字は試作品の数だそうで。
一番直近で発売されたアビサエは33。
試行錯誤して作られた香りなんですね。せっかくなので香水名の横に書いておきますね。
コンセプトは「夜に目覚めるミステリアスな植物の神秘性を描いた」というものらしい。
どんな人に似合うん?というコンセプトですがヲタク心に響くから気にしない。
とりあえずダークでミステリアスなのかしら。
調香師はダフネ・ブジェさんで、ル ラボなどで活躍もされている方らしく、ルラボ好き…この時点で期待値高すぎる。
ということで早速レビュー!
目次
ヴェネナム32
インドのマサラティーの香りにインスパイアされてらしい。
チャイティーみたいな感じですかね。
そこまでこっくり甘い香りではなく、カルダモンの爽やかさが強め。
同ブランドのティーフォーツーという香りと比べると、似てますが、こちらの方が深みがあってミルク感が強めで香水らしい。
ミラビリス60
うぐ…すごくオシャレなバニラ…
柔らかくてミステリアスなほっこりしているけれど深みのある甘い香りでいいですね…
インセンスが入っている、と公式HPに書いてあって気づいたのですが、このほっこり感はお香を焚いたあとのお部屋の香りみたいです。馴染んでいるというか、こなれ感ていうやつでしょうかね。
アルカナ ロザ9
高貴なローズの香りにオシャレなスパイシーさがあってほんとオシャレ。語彙力貧困なのが悔しいが、ローズのフレッシュでハイトーンが8割なのでともすれば安っぽく感じてしまうのですが、どこかに落ち着いた香りがベースに入っていて、結局大人っぽいという。
なんかギャップがある香りでまさにミステリアスですね。
クレピュスキュラム ミラビレ63
ひっっっさしぶりにジャスミンがっつりな香りに出会いました。
ジャスミン苦手…なので正常なレビューができないのですが、ジャスミン香水の中でもクオリティが高いのではないかと思います。
ジャスミンの繊細な香りもしっかりあって、でもサンダルウッドの落ち着いたお寺みのある香りがしっかり溶け合っていて雰囲気のある香りだと思います。
テネブラエ26
苔むした森林の静かな香り。シダーウッドとか樹脂とありますが、奥の方に感じる程度で、濃い〜!てならない複雑な香りです。
この調香師さんはインセンスが得意なんですかね?でも特有のスモーキーさもあまり感じず、「清廉」という言葉が似合う香りです。
オブスキュラシオ25
最初にパッとお寺のような香りがして、その後はぐっと甘い濃密なお花の香り。パチョリとイランイランだそうな。
試せば試すほどイランイランが強くなってきて、ギャップがすごくミステリアス超えて怪しげなイメージです。
アビサエ33
ハーブ感が強いローズ。
同シリーズのアルカナ ロザと比べると鎮静効果がありそうなヒーリーな香り。しかしハーブなローズというとアロマとか精油などを想像しますが、ちゃんと香水らしいラグジュアリー感はありますので良いですね。ラルチザン、というより、個人的にはペンハリガンみを感じます。ソープのような清潔感が似てます。
以上。
すごいよかった…
ラルチザンのベースにいつもある特有の香りはもちろんあるのですが、このシリーズはその部分抑えめだと感じました。
若い人より成熟した人に似合いそう。
まあ、お値段も成熟した人向けなのですが笑
どんどん新作が出てるぽいので、今後も楽しみなシリーズです。